【体験談】大人・成人の起立性調節障害とその治療について

成人してからの大人の起立性調節障害はありえるの?

思春期特有の病気と聞くけれど、実は大人の自分にも同じような症状に思い当たるところがあり、もし可能ならきちんと治療を受けて治したい。

この記事はそういう方が対象です。

私は中学生の時に起立性調節障害と診断された経験があり、大人になってからも症状が一部残っていました。起立性低血圧という起立性調節障害とほぼ同じような病気の可能性も含め、大人の起立性調節障害とその治療について、知っておきたいことをまとめました。

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成人してからの発症、大人の起立性調節障害は存在するか?

女性の顔にクエスチョンマークFreepikによるデザイン

大人になってから起立性調節障害を発症したというケースはほとんど聞きません。

起立性調節障害は思春期特有の病気ですが、大人になっても症状が残ることが既にわかっていますから、おそらく以前に起立性調節障害を発症し、成人期まで移行してきた可能性が高いです。

特に女性の場合は症状が残る割合が約半数と高いです。男性でも心理的ストレスや体力的な負担によって、大人になってから病気が再発する、症状が悪化することがあります。

思春期の頃は全く起立性調節障害ではなかったのに、大人になって起立性調節障害を発症することは考えにくい

起立性調節障害の発症数は小学校高学年から多くなり、中学生で爆発的に増えます。高校に進学して学校生活も後半になってくる頃から回復し、成人する頃合いには日常生活に支障のない範囲まで回復するというのが普通です。

そのため、思春期の頃に起立性調節障害ではなかった人が大人になってから発症することは考えにくいです。軽症レベルの起立性調節障害だったが、自分でも気付いていなかったのが大人になって悪化したか、あるいは症状が似た別の疾患を疑うのが自然かと思います。

起立性調節障害と似た病気、起立性低血圧を疑ってみる

起立性調節障害と似た病名で、起立性低血圧というのがあります。症状はどちらとも同じなのですが、起立性調節障害は発症年齢に特徴がある一方、起立性低血圧は特にそういった限定はありません。

起立性低血圧であれば年齢に限らず病院でも治療を行っていますから、治療を受けるならこちらの病名を疑い、こっちで治療を受けるほうがいいかもしれません。

起立性低血圧と起立性調節障害の違い

男性が疑問を抱えているイラストFreepikによるデザイン

起立性調節障害と症状も、原因も全く同じなのですが、厳密に二つがどう違う病気なのか、正直に言うと私もよくわかりません。ネットや書籍などで調べてもはっきりした答えがなく、皆言っていることがバラバラなんですよね…。

起立性調節障害は思春期、起立性低血圧は成人とか、起立性調節障害は総称でその中のサブタイプが起立性低血圧だとか色々言われていますが、いまいちハッキリしない。

起立性低血圧は起立直後に激しい目まいや立ちくらみが起き、黒いモヤが広がるようにして失神、あるはその場で倒れることがあるようです。

起立性低血圧も午前中に症状が強くなる傾向が確かにありつつも、時間に関係なく起立時の強い症状が出るようです。

病院で大人の起立性調節障害、起立性低血圧の治療を受けるには何科に行くべきか

起立性調節障害は小児科で診てくれるのですが、さすがに成人した大人は対象外です。

病院で治療を受けるとすれば、起立性低血圧の方の治療を受けることになるかと思います。その場合は、内科、循環器内科などが専門で、女性であれば婦人科などでも診てくれますね。

どうしても不安であれば事前に病院に問い合わせてみるか、総合病院に行って受付で症状を説明し、何科を受診すればよいかを聞いてみると良いです。

大人の起立性調節障害、起立性低血圧の治し方も非投薬治療が基本

問診をする医師と女性患者

起立性調節障害にしろ、起立性低血圧にしろ、症状が出るメカニズムも原因も全て同じなので、診察方法も治療方法も基本は同じだと思います。

病気の根本原因は自律神経の働きや切り替わりが上手く行かないことです。血圧や心拍数に問題が出て、脳をはじめ全身への血流の確保が十分になされず、目眩や立ちくらみを起こすのがこの病気の原因。

よほどの重症であれば病院で血圧を上げるための昇圧剤を出されると思いますが、この病気は薬を飲むだけで完治することはありません。

起立性調節障害の治療と同じく、水分摂取など日常生活での習慣改善が必要不可欠であり、治療のメインはこちらの非投薬治療になるはずです。

だから大人の起立性調節障害にしたって、起立性低血圧にしたって、日常生活でやるべき治療法は同じ、ということ!

〔参考〕

日常生活で取り入れられる起立性調節障害の治療法

コップ一杯の水

起立性調節障害は水分を多く摂る、塩分を多めに摂るのが常識です。夏の暑い時期は症状が再発しやすく、悪化する傾向にあるため、直射日光を避けて、競争とものなうような激しい運動も避けること。

運動をする時は夕方に、ウォーキングや水泳がおすすめ(詳細は「起立性調節障害の運動療法と運動制限について」にて)。

栄養のある食事を摂って、夜更かしをせず、規則正しい生活を続けることが大人の起立性調節障害の治療法です。特に深夜の時間帯や長時間のパソコン、スマホ利用は症状悪化の要因になるので避けましょう。

他にも朝に光を浴びて自律神経を整えていく光学療法というのも効果的です。

水分、塩分の摂取に加え、朝起きて光を浴びる習慣が治療には重要

太陽の光

私の経験上、朝起きた時に強い光を浴びる習慣は最も効果を実感しました。睡眠リズム、自律神経を整えるのに最も効果的でありつつ、一番原始的で簡単な方法なので、誰でも取り入れることが出来ます。

朝起きてすぐに光を浴びると体内時計がリセットされ、自律神経、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌リズムも規則性を持って整うようになります。

簡単で毎日できる方法ですし、私自身もその効果を実感しておりますので、大人の起立性調節障害の症状でお悩みの場合は是非取り入れたい習慣の1つです。

私は成人した後も起立性調節障害の症状が残っていましたが、大人になってから朝起きて強い光を浴びる習慣を続けてきて、ようやく朝型の体質になりました。

自宅の寝室や間取りの関係で光を浴びれない場合の対処法

やることと言えば朝起きてカーテンを開いて光を入れ、朝は意識的に太陽などの光を浴びるだけでいいのですが、寝室の日当たりの問題、天気や気候で光を毎日安定的に浴びれないのがネックです。

そのため、私は人工的に光を浴びる光学療法を参考に光目覚まし時計を使っています。

発光している光目覚まし時計inti SQUARE

私は太陽の光に加えて、この光目覚まし時計というものを使い、無理やり強い光を毎朝浴びています。今までに朝にカーテンを開けるようにしてきたけど全く効果を感じないという人は、そもそも浴びる光が弱いとか、浴びる時間が圧倒的に少ない可能性が高いです。

光学療法は一定以上の光の単位(2,500ルクス)でないと効果がないので、上の光目覚まし時計であればその問題もクリアできます。これを使うと天候や部屋の間取りに左右されずに、毎日一定して光を浴びれるのでおすすめです。

これで以前のような立ちくらみや朝の寝起きの辛さが消え、時間に余裕を持った早起きを習慣に出来ましたから、他の習慣改善などと共に取り入れてみてはいかがでしょうか。

光目覚まし時計inti SQUAREの本体と箱と説明書

光目覚まし時計 inti SQUARE【公式】 

〔参考〕


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