起立性調節障害かどうかを判別し受け入れる為の4つのポイント

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うちの子もひょっとしたら起立性調節障害かも…?と疑問をお持ちになる親も多いと思います。

正確な判断と診断は専門知識のある病院(小児科)でないと行えませんが、”ある程度”は判別が出来ます。

起立性調節障害の子供には共通した特徴や症状があります。また、その症状に対する親の反応も大抵同じです。

この共通した部分から、起立性調節障害かどうかを見極め、受け入れる為の4つのポイントをご紹介します。

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起立性調節障害かどうかを判別する4つのポイント

タイトルは判別するポイントとありますが、起立性調節障害によくあるケースという意味合いで使っています。

つまり、これがあるかどうかで判別可能という意味ではなくて、起立性調節障害の症状によくあるものから疑ってみましょう、ということ。

起立性調節障害かどうかを正確に判別するには、専門知識を持った医師による診断と血圧を参考にした起立試験がないと出来ません。

自宅で個人が行うのにはここまでが限界、正確に行うには病院で行うという前提で記事を読み進めてもらえるとありがたいです。

朝起きれない原因は夜更かしにあるという勘違い

起立性調節障害の子供を持つ親の反応は大抵の場合、朝起きれないのは夜更かしが原因だと思っています。

夜は早い時間に布団に入るように言っているのに、本人は寝ようとしません。

本人は本人なりに「眠れないから」と言い訳しますので、このように考えるのは致し方ない面もあります。

しかし、逆に言えば起立性調節障害の子供を持つ親は皆このような考えで子供と接しています。

もしあなたも子供が朝起きれないのは夜更かしが原因で本人の気持ちの問題だと信じて疑っていません。

しかし、子供の症状は一向に改善しないのであれば、起立性調節障害の可能性は否定できません。

朝晩の症状の変化は見極めの重要ポイント

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起立性調節障害かどうかを判別するために最も重要なポイントは朝晩の子供の変化です。朝は何を言っても起きないとか、体調不良を訴える。

学校を休んでいるのに、夜になると元気になってテレビやパソコン、ゲームをしながら笑顔を見せる。

「明日は学校に行くから」と言うくせに、翌朝になるとやっぱり起きれない。そしてまた学校を休んだり遅刻する…。

この朝晩の変化が激しく、朝と晩では人が変わったようになるというのが起立性調節障害の最も重要かつ特有の症状です。

起立性調節障害の子供によく見られる過剰に適応しようとする健気な性格

起立性調節障害になる子供の性格は、与えられた環境や状況に過剰なまでに適応しようとします。

もう少し噛み砕いた言い方をすると、とても聞き分けがよく自己主張やわがままが少ない、お利口さんで良い子という感じ。

細かい性格は人によってもちろん違いますが、いずれにせよ周囲に過剰に合わせようとする性格が災いしてストレスを知らず知らずのうちに溜め込みやすい性格の子が多いのは確かなようです。

起立性調節障害と関連する自律神経は精神的なストレスに深く関わっているので、幼いころから溜め込んできたストレスが顕在化し、さらに病気を理解してくれない親の叱責から不満が爆発します。

現状に不満を持つのは親も子も同じで、自分を理解してくれない不満から売り言葉に買い言葉でお互いを傷つけあう酷い言葉の応酬ということになりがちです。

起立性調節障害だった私の場合

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過去に起立性調節障害の診断を受けた私が良い子だったかどうかはわかりませんが、学校や教室中で自分の意見を活発に言うタイプではありませんでしたし、クラスの話し合いに積極的には参加しないが決まったことには黙って従う。

それが仲のいい友人だけの間柄であれば多少は意見も出しますが、学校やクラスという社会的な空間の中では割合聞き分けのいい良い子タイプだったかもしれません。

先生や同級生の親からの印象は、私の意思にかかわらず「優等生」というのが多かったです。

実際は勉強も出来なかったし、優等生というほどの中身を伴った子供ではないことを自分が良く理解していました。

自分はそんな出来た子供ではないとわかっているのに、周囲の勝手に暴走した印象と実情のギャップが実に鬱陶しかったのも覚えています。

(子供の頃の反動なのか、大人になった今では「頑固で融通が利かない、自分の意見を曲げない面倒くさい奴」とよく言われるようになったのはオマケ)

成績低下は起立性調節障害ではよくあること

私の場合は起立性調節障害による成績の低下は特にありませんでしたが、一般的にはよく見られることだそうです。

起立性調節障害は自律神経の異常に加え、血圧や脳への血流不足などが起きますから、必然的に集中力の低下を招きます。

なかなか勉強に集中できないのは本人だけの問題なのではなく、身体の機能がブレーキをかけてしまってるからです。そのため、勉強に集中できず思うように頭が働かないのも起立性調節障害の症状の一つと言えます。

意識が覚醒している夜の方が捗りやすいが次の日の朝がしんどい

もし勉強を行うのであれば、意識が覚醒している夜の方が集中できると思います。

ただ、出来れば夜は早く寝てもらいたいというのが親の本音でしょうし、起立性調節障害の治療の面からもその方がいいです。

そのため、夜の勉強は本人が望むかどうかはもちろん、どの事案まで許容するかが難しいところです。

常識的に考えれば、勉強の進捗よりは起立性調節障害の症状回復の方が優先順位は上だと思います。あまり遅い時間まではさせず、出来るだけ早く布団に入って眠れるようになった方がいいでしょう。

(まぁ、子供本人が夜遅くまで勉強しようとするのは稀だと思いますが)


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