起立性調節障害の治し方【自分で出来る生活習慣の改善・工夫】

この記事では起立性調節障害の治し方について、実際に起立性調節障害と診断された経験がある私が、「薬を飲む以外の方法で、自分の家で誰でも出来る病気の治し方」という観点で紹介しています。

この記事を読んでいる方の中には、病院での治療に不満を持っている人が多いかと思います。病院での治療は受けたものの効果が出ず、意外と病院って頼りにならないと感じてしまった。

そんな方に病院に行く以外の方法で、自分で出来る病気の治し方をまとめました。病院は何から何まで面倒は見てくれませんし、主治医にも正直、当たり外れもあります。

もともと起立性調節障害は日常生活での取り組み(=非投薬治療)こそが治療の基本ですから、ぜひ是非この記事を活用し、積極的に取り組んで頂きたいと思います。

 

起立性調節障害の治し方【まずは非投薬治療の重要性を知る】

ジグソーパズルのhealthピース

起立性調節障害の非投薬治療は細かいものも含めると実に様々な取り組みがあるのですが、記事では特に重要なものを列挙して取り上げ、目次記事のようにしました。

どんな取り組みが必要なのかを簡単に説明し、各トピックのもっと詳しい内容については、リンクしてある別記事で取り上げています。

自分たちでもできそうなものがあれば、必要に応じて別記事で読み進めてください。

私も以前起立性調節障害だったので、個人的な体験から特に重要だったと思うもの、特に効果があったものを中心に取り上げました!

 

起立性調節障害の治し方:毎朝、強い光を子供に浴びせる

部屋に舞い込む朝日

個人的に、非投薬治療の中でもっとも重要な習慣が「朝に光を浴びること」だと思っています。

起立性調節障害の専門書を色々読みましたが、光を浴びる重要性はどの本にも記載されてますし、光学療法という治療法もあるぐらいです。

また、個人的にこの習慣を実際に続けてきて、その効果を誰よりも実感していますから、真っ先にこれを取り上げました。

やることは簡単。朝起きた時に、カーテンを開けて明るい光を目で浴びてください。朝起きてからも太陽の光を積極的に浴びること。まずはこの取り組みが最優先です。

そもそも、起立性調節障害は朝に自律神経の働かないのが根本原因で様々な症状を引き起こし、生活リズムが後ろにズレていく病気です。

人間の体は朝に強い光を浴びることで体の様々な機能(体内リズム、睡眠ホルモンの分泌リズム、自律神経など)を調整することができるので、この習慣を続けることで起立性調節障害の根本原因にもきちんと効いてきます。

 

天候、季節、間取り、日当たりに左右されずに人工的に光を浴びる方法

自分の家で朝に太陽を思い切り浴びれれば良いのですが、光学療法は2500ルクスという光の単位を一定時間浴びないと効果が出ません。

しかし私は部屋の日当たりがあまりよくなかったため、無理矢理にでも毎日光を浴びるために光目覚まし時計を使っています。

これを使うことによって天気、季節、日当たりに左右されず、一定時間、一定量の光をこれで浴びることが出来ます。

光目覚まし時計inti4

→ 光目覚まし時計の詳細

 

原始的ではありますが、人間が本来持ってる生物的なメカニズムを利用する分、体に負担をかけず、健康によく、そして起立性調節障害の治療効果も大きいです。

日当たりが良いのであれば光目覚ましを使う必要はありません。しかし、朝の光は一定時間、一定単位以上の光を、毎日継続的に浴びないと効果が出にくいという点だけ注意してください。

 

起立性調節障害の子供の朝の起こし方

次に、朝の起こし方です。

カーテンを開けて部屋を明るくする以外にも、体をさすったり、ゆっくり頭を下げて体を起こしたり、辛い朝の症状を和らげるコツがあります。これも優先順位は高め。

起立性調節障害のお子さんを毎朝起こすのって保護者からすると一苦労です。しかも毎日それが続くとさすがに親も憔悴しますから、「克服体験者が助言!起立性調節障害の朝の起こし方」もぜひ参考にしてほしいですね。

残念ながら即効性はありませんが、他の取り組みと共に並行して行い、上の記事で紹介しているような朝日を浴びる習慣を徹底すれば、何もしていないよりはずっと起立性調節障害に良いはずです。

 

起立性調節障害に良い食事・栄養・サプリメント

コップ一杯の水

栄養、食事の面も気を使いましょう。起立性調節障害の治療のためには、血圧を維持するために水分と塩分の摂取量を増やすのが常識です。

水分は1日最低でも1.5~2リットル程度、塩分も多めに摂取します。糖質過多になりすぎず、野菜を多めに、バランスよく適量の食事を心がけてください。

サプリメントを飲むなら、血行を促進し血の巡りをよくしてくれるにんにくエキスのサプリがおすすめ。ネットでよく見る睡眠系のサプリは起立性調節障害には逆効果になる血圧を下げる成分が入っているので、個人的にオススメはしません。

光を浴びる習慣と並び、塩分と水分摂取も最優先課題。バランスの良い食事を心掛けつつ、サプリは余裕があればっていう感じ。本人が乗り気で続ける意志がなければ意味が無いのでね。

→ 起立性調節障害サプリの詳細

 

起立性調節障害にはストレッチ、整体も良い

ふともものストレッチ

起立性調節障害の子供は身体がガチガチに固まっていて血のめぐりが悪いです。

私も以前は身体がガチガチに固くて肩こりも酷いし寝起きも身体が重かったのですが、毎日お風呂上がりにストレッチをやり始めてから、一気に身体が軽くなりました。

起立性調節障害の子供は朝起きたときの血流が悪いので、少しでも血の巡りを良くすれば寝起きも楽になります。

起立性調節障害の運動療法と運動制限について正しく理解を!」にある通り、ストレッチだけでなく、ウォーキングや水泳などの運動療法も起立性調節障害に効果がありますよ。

 

起立性調節障害で夜眠れない時の過ごし方、対処法

寝室の暖色系の間接照明2つ

朝起きてから夜寝るまでの一定の流れの中で生活リズムは整っていくのですが、夜眠る前の過ごし方にフォーカスしたのがこちらの記事。

起立性調節障害の子供は夜に意活動レベルがピークに達するので、その状態で眠りに入るには至難の業です。

夜は眠れないという現実を受け入れながら、ブルーライトを浴びない、入浴後から布団位に入るまでの過ごし方、呼吸法、照明のつけ方などの工夫も必要です。

 

まとめ

色々やることが多いですが、出来ることからでいいので、少しずつ始めましょう。体質を変えるのにはどうしても時間がかかりますが、継続していればきちんと効いてきます。

個人的に重視しているのは、朝に光を浴びる習慣、朝の起こし方の工夫、食事(水分、塩分の摂取)です。

私も起立性調節障害でしたし、おとなになってからも自律神経のバランスを崩しがちでした。

ただ、やっぱり人間らしい生活を送るための体内機能が整えるには、この朝に光を浴びるという原始的な習慣を続けるのが一番効果があるんだなぁというのを実際に体感しています。