高卒認定試験のメリット・デメリット【合格者の意見】

私が受験をしたのは大検時代でしたが、今でも資格の意義や意味合いについて大きな変化はありません。

名称や科目、受験資格などの諸条件は変わってしまいましたが、一応は経験者という立場なので、合格後に大学に進学し、就職まできた私から、高卒認定試験のメリット、デメリットについて紹介します。

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合格者が語る高卒認定試験のメリットデメリット

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端的にメリットデメリットを言いますと、高認試験の良さは「最短で高卒資格を得られる、しかも試験は難しくない」という点です。

逆にデメリットは「進学をしないと学歴は中卒のまま」という所でしょうか。

ではそれぞれもう少し詳しく見ていきます。

高卒認定試験のメリット

  • 高卒資格を得るまでが抜群に早い
  • 時間を有効に使える
  • 試験の難易度が低い
  • 通学や出席などのしがらみがない
  • 高卒資格を得るには最もコストパフォーマンスが良い

何と言っても、高卒資格を得るまでのスピードが最も速いというのが高認の魅力です。さっさと高認に受かって大学受験の勉強に集中しても良いし、19歳や20歳で大学に行こうにも高校に入り直していたら時間がかかりすぎるという人にも魅力的です。

さらに試験の難易度も低いので、勉強の負担が長期間続くこともありません。試験にさえ受かればいいので、予備校に通っていても出席や単位など日々の積み重ねやルールに縛られることもないです。

一回合格した科目はもう受けなくていいですし、合格のハードルも高くありません。一度全科目合格すれば高卒資格を得られるので、その点ではコストパフォーマンスも良いのが魅力です。

高校のように出席日数やレポート、在籍年数に縛られない自由さが魅力

私が最も高認を受けて良かったと思えるのは、高校のように3年間通う必要もないし、数か月勉強して試験にさえ受かれば後は何をしてもいいという自由さです。

不登校や起立性調節障害など、週に○日は絶対に登校とか、各科目○日は出席とか、そういう細かいことは一切気にせず、試験合格にさえ集中していればよかったのが性に合っていました。

高卒認定試験のデメリット

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ではもう一方のデメリットについても紹介します。

  • 大学や専門学校に進学しないと学歴は中卒のまま
  • 予備校に通うには費用がかかる
  • 独学でも充分合格できるが、勉強の効率が悪くなりがち
  • 高認合格後の就職面接でどう評価されるかは面接官次第

現在では進学のみならず就職など様々な場面で「高卒と同等程度の扱いを受ける」という意味合いを強める為、このような名称に変更されました。

しかしながら、高認は資格という特性上、専門学校か大学へ進学しない限り最終学歴は中卒であったり、高校中退の経歴のままです。

高認があるので、高卒と同じ扱いになりますが、やはりなんとなく後味は悪いまま、という印象を与えます。

進学しないと学歴はそのまま

大学や専門学校に進学すれば最終学歴は上書きされるので、就職面接の場でも全く不利になりません。

しかし、高認資格を受けて就職する場合、高卒と同程度と扱われるべき資格であっても、それをどのように評価するかはやはり面接官次第となります。

とある調査では、高卒認定試験の認知度は約6割とされており、「前の大検です」と言って初めて理解されるということも多いとか。そのため、大検時代の印象をそのまま引きずって評価されることも、一応頭に入れておいた方がいいでしょう。

独学だと情報戦で不利になりがち

必ずしも予備校に通う必要はありませんが、やはり専門の予備校である以上情報をたくさん持っています。合格のために極限まで効率化されたカリキュラムと授業方針を持っていますし、出題傾向の分析も進んでいます。

独学の場合は、これらの情報戦に不利になりがちです。知っているか知らないかだけの話なので、出題の傾向を知らないと効率の悪い勉強をしてしまう人もいます。

総括

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人によって感じ方は違うと思います。ただ、私の経験上、大学(専門学校)を目指す場合はこれほどまでに効率のいい高卒資格の取り方は他にありません。

高校に通って高卒資格を取ろうと思うと、3年の在籍が必要ですし(以前高校に通っていた場合は在籍期間を引き継ぐことも出来ます)、どうしても時間と手間がかかります。

その点高卒認定試験は、どんな過ごし方をしていようが試験にさえ受かればいいという、気楽さがあります。

年齢的なもの、高認試験取得の目的、合格後の進路、そして自分自身の性格を照らし合わせて選ぶのが良いと思いますよ。


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