起立性調節障害で母親がうつ病に…不登校で限界を超えない為に

暗い話題になってしまいますが、子供が起立性調節障害を患ってしまい、不幸にも不登校となってしまったとき、親がすべてを背負い込んでうつ病になってしまうことがあります。

親子ともに起立性調節障害の理解がどれだけ進んでいるかにもよりますが、子供の症状を単なる怠けだとか、根性や気持ちの問題だけで済ましているとこのような親自身をも苦しめる結果になってしまいます。

子供が不登校で学校に行っていない現状は親にとって身を斬られるような思いでしょう。相当に辛いと思います。

しかし、起立性調節障害の子供も同じように、いやそれ以上に苦しんでいるかもしれません。

お互いがお互いを傷つけあい、親子そろって共倒れにならないために何が必要でしょうか。

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起立性調節障害の子供を持つ母親がうつ病になることも

何度も述べている通り、起立性調節障害は周囲の人にその苦しみをわかってもらえません。

起立性調節障害を理解してもらえない

「単なる怠け」としてみなされて、言葉に出すのも憚(はばか)れるような厳しい叱責を親から受けています。

自分はダメ人間だとか自分は無価値で生きている必要すらない人間だと思ってしまうのが子供です。

日に日に厳しさを増す対応もむなしく、何を言っても変わらない、変わろうとしてくれない子供に母親が苦しむのはよくあること。

それだけは済まず、最悪の場合母親の方がうつ病になってしまうケースがあります。

起立性調節障害を単なる怠けだと勘違いしている母親の心情

ここで起立性調節障害の存在を知らず、子供を単なる怠けだと思っている母親の心の声を推測してみます。

一人ひとり色々な心の叫びがあると思いますが、近からず遠からずではないでしょうか。

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朝は頭が痛いとかダルいとか難癖つけて起きてこないくせに、夜はゲームにテレビに興じてゲラゲラ笑っている。

いくら起こしても機嫌が悪いし、酷いときは起こしていることにすら気づかずにガーガー眠っている。

しかも中学や高校など子供の人生を考えると、このままではいくらなんでもマズイでしょ、不登校から将来引きこもりやニートになってしまったら大変。

子供のためを想って厳しく言っているのに、母親である私の気持ちを子供は一切わかってくれない。

夫に相談しても、面倒くさがって話をよく聞いてくれず協力もしてくれない。誰も私の気持ちを分かってくれない!

子供が朝早く起きれないのは夜早く寝ないから。寝る努力をしないからでしょ。

原因はわかりきってるし、それを改善しようとしないのは単なる子供の怠け。事の重大性に気づいていないの、子供は。

その努力をしないしやろうともせずに朝起きてこないくせに、学校に行かないなんてのは単なる怠け。

怠けじゃなかったら一体他に何があるの!!

親子共倒れになっては解決できる問題も解決できない

起立性調節障害はある日を境に急激によくなることは非常に稀です。

大抵の場合は数年かかったり、本人によほどの大きな心理的・環境的な変化がない限りすぐに改善するものではありません。

ここでいう「本人の大きな変化」とは高校進学や本人が自ら強く望んだ環境の変化です。

この進学などの契機はチャンスにもなりますが、かと言ってそのタイミングで必ず病気がよくなる訳でもありません。

ただ、そういう症例があるというだけで、過剰な期待は禁物です。

→ 起立性調節障害の高校受験と進学

→ 起立性調節障害とうつ病の併発

ここで言いたいことは、親子そろって起立性調節障害をいかに受け入れて向かい合うかが今後の回復に必要不可欠だという事。

この病気への理解と対策を親子が協力して行わなければ、起立性調節障害だけでは済まなくなり、不登校、ニート、引きこもりとどんどん状況を悪化させます。

状況が悪化すれば苦しみが増え続け、親子関係や家庭は破綻します。

その先にあるか、もしくはその過程の中にあるのが母親のうつ病、さらに親子揃っての共倒れです。

早くこの状況を脱出したいなら、さっさと受け入れた方が解決は早い

子供のためを思う気持ちも当然重要ですが、自分がこれ以上苦しまないためにも病気を受け入れた方が将来的にいい方向に進みます。

色々考えてやってみたけど、一向に状況は改善せずにっちもさっちもいかないのなら、一度冷静になって病気のことを受け入れてあげてください。


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