起立性調節障害のその後と将来…大人になってからの仕事について

起立性調節障害の子供は大人になってからちゃんと仕事をして働けるのか?

いま起立性調節障害で学校に行けずに欠席や遅刻を繰り返している我が子を見ていると、きっとそんな不安にかられているはずです。

当サイトでは何度も紹介してる通り、私は中学生の時に起立性調節障害と診断された経験があります。あれから15年以上の時が経過し、就職をして社会人として今は働いています。

起立性調節障害の子供の将来について不安があったり、大人になった今でも起立性調節障害の症状が残っているという人に向けて、1つのモデルケースではありますが、起立性調節障害経験者がどんな風に社会で働いているのかをご紹介します。

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起立性調節障害だった人のその後について:大人になって仕事をして働けるのか?

オフィス

まず簡単なデータからご紹介します。中高生の時に中等症以上の起立性調節障害だった人のうち、20~22年後に症状がまだ残っている人の割合は男性で24%、女性で49%と比較的高いです。

しかしそのうち、薬を服用していたり治療を継続している人はいませんので、「症状が残っているとは言え、それは日常生活には支障のない程度の症状」と言えます。

したがって、起立性調節障害だった人でも大人になってからは自分の症状や体力と上手く付き合いながら何かしらの仕事をしている人がほとんどだというのが結論です。

個人的には、起立性調節障害だった人は自分の体力を見極めること、無理な通勤や長時間の働き方をしないこと、自律神経を崩しやすい体質であることを自覚しておくことなどの工夫は必要かと思います。

〔参考〕 起立性調節障害はいつ治るのか?統計で見る完治までの治療期間

起立性調節障害のどんな症状が大人になっても残るの?

私は目眩、立ちくらみ、頭痛といった症状は高校生のうちに消えました。

しかし、朝起き不良といいますか、朝起きて身体にエンジンがかかるまでに時間がかかる、朝無理をしていきなり立ち上がるとふらつくなどの症状は成人してからもしばらくありました。

起立性調節障害のせいというより、もう体質的なものだと完全に諦めていましたけども。

長時間立っていると疲れが出る時もあって、その時は横になって休むとすぐに疲れが取れたりしと、確かに起立性調節障害のときの名残のような症状は残っていましたね。

起立性調節障害だった人は大人になってからも自分の体力を見極めることが重要

起立性調節障害だった人は通勤はもちろん、自分の体力をしっかり見極めて働かないと、すぐに身体がダメになってしまいます。

実際に私は無理のある働き方をしてしまい、自律神経失調症になってしまいました。重度の不眠のようなものですね。

混雑する駅の改札

私は大学を卒業して最初に就職した会社が自宅から遠い場所にあり、通勤時間は片道約1時間半~2時間もかかり、正直かなりきつかったです。

今は早起きも苦にならないのですが、当時はまだ朝起きるのが苦手で仕方ありませんでしたから、毎朝時計を見てベッドから焦って飛び起きます。

すると、起立性調節障害の時と同じく意識が朦朧としてふらつきますし、その後は長時間の満員電車で通勤、夜の帰宅は夜21時~23時前となかなかハードでした。

多少金銭的に無理をしてでも会社近くに住めばよかったなと反省していますし、あと自分の体力をキチンと見極めた働き方をするべきでした。

起立性調節障害経験者は自分の体力を見極めて生活することが大事

起立性調節障害の症状が強い人は、当然満員電車や通学時間がやたらとかかる学校は避けるべきでしょう。それは社会人になってからも同じで、私の経験から見ても満員電車での長時間の通勤はやはり避けた方が無難だと思います。

そうでないと、そんな生活は長く続かないからです。一度ダウンしてしまうと、肉体的にも精神的にもダメージが大きいので、自分の体力を見極めたは生活をする意識はこれから持ち続ける必要がありますね(切実)。

起立性調節障害だった人は自律神経のバランスをとることを意識しよう

ベッドの上で横になる女性

起立性調節障害は思春期に自律神経のバランスを崩して発症する病気です。

成人して30歳近くなると自律神経のバランスも取れてくるのですが、0代のうちはまだ自律神経のバランスが不安定な人も多く、起立性調節障害経験者は特に調子を崩しやすいように思います(経験談)。

自律神経のバランスを崩すと夜の寝付きが悪くなり、不眠、低血圧、朝の寝起き不良が出てきますので、日常的に自律神経の働きを正常化させる工夫を成人後も継続した方が良いでしょう。

特に女性の場合は約半数の割合で起立性調節障害の症状が残っていますから、20代のうちはこのような症状がまだ出やすい、しっかり事前に対処する必要があるということを自覚しておきましょう。

可能であるなら時間的な自由があるフリーランスなどの職業が良いが…

私は今はフリーランスとして企業に属せず独立して働いていますので、以前のような通勤や体力面のストレスはありません。フリーランスや外資系の会社なら場所や時間に左右されずに働けますが、誰でもそんな働き方が出来れば苦労はしませんよね。

最近は働き方改革と言って、長時間労働やリモートワークなど働く場所、時間に囚われない働き方が推奨されていますし、フレックスタイム制など柔軟な働き方を導入する起業が増えています。

転職をしたりこれから就職を考えている場合は、勤務地だけでなく、こういった働き方を重視して会社を選ぶのもよいかと思います。

まとめ

ちなみに、就職後に苦しめられた不眠は数年に渡って専門の治療を受け、既に完治しています。その後の体質改善の効果もあり、今では症状は完全に消え、スムーズに眠れますし、朝の早起きも全く苦にならなくなりました。

起立性調節障害が治ったからといって油断すると痛い目に遭いますから、ぜひ私の二の舞いにならないよう、自分の体力を見極めて働くのが大切です。。。

〔参考〕


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