起立性調節障害が治らない!薬が効かない時の対処法

子供の起立性調節障害の治療のために出された薬を飲んでいるが、思ったように効かずに困りではありませんか?

この記事では、薬を飲んでも効かない理由について解説しました。起立性調節障害を治すには時間がかかることを理解していても、やはり状況に変化がなければどうしても焦ると思います。

起立性調節障害の治療で薬が効かないことは珍しい話ではないので、まずは落ち着いて情報を整理し、治療のために出来ることを確実にやって欲しいと思います。

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起立性調節障害の薬が効かない時はどうすればいいか?

上から落ちてくる薬剤

起立性調節障害の薬が効かない場合、まずはどれに当てはまるかを確認します。

  1. 薬を飲み始めてから数日しか経過していない
  2. 最初は効き目があったが、徐々に効果がなくなってきた
  3. しばらく飲み続けているが、ずっと効果が薄い

『1』の場合は、そのまま飲み続けてください。起立性調節障害の治療でよく使われるミドドリン塩酸塩は、服用から2週間程度経たないと効果が現れません

改訂 起立性調節障害の子どもの正しい理解と対応」によると、服薬から2ヶ月経ってから最もよい効果がでたという研究報告もあると紹介されていますし、ある程度は我慢して飲み続けないとダメです。

耐性がつくと起立性調節障害の薬が効かなくなるので注意

次に『2』の「最初は効き目があったが徐々に効果がなくなってきた人」は、2ヶ月以上の長期間に渡って飲み続けたために、薬の耐性がついてきた可能性が高いです。

大抵は処方時に説明があると思いますが、耐性がついて効果がなくならないよう、長期で服用する場合は学校がある平日のみ薬を飲み、学校がない土日は休薬すると良いとされています。

既に耐性が付いてしまっている場合は、生活習慣や食生活の改善など、薬を使わない治療法を積極的に取り入れることで治療を前進させることが出来ます。

そもそも起立性調節障害の薬で効果らしい効果を感じたことがない

「3」も意外と多いですねぇ。病院で起立性調節障害の薬を出されて飲んでいるけど、別に効果らしい効果を感じたことがそもそもない、というパターン。

薬との相性もあるでしょうし、薬の量を増やしても良いのか、別の薬が良いのか、一度主治医と相談してみるのが良いです。

ただし、起立性調節障害は薬さえ飲んでいれば自然と症状が消えることはありませんし、主治医からも「ゆっくり様子を見ましょう」と悠長に言われてしまうケースも多いです。

まぁ、起立性調節障害はすぐには治らない病気なんで、致し方ない部分もあるんですけど。

起立性調節障害は薬を使わない治療の方が大事です

薬に伸ばす手に赤いバツ印

何度も言いますが、起立性調節障害は薬さえ飲んでいれば自然と症状が消える病気ではありません。そのため、起立性調節障害は薬での治療よりも、薬を使わない生活習慣の改善による非投薬治療の方が効果も重要度も高いのです。

なぜなら、自律神経を整え生活リズムを元に戻すには子供自身の普段からの取り組みが必要不可欠であり、薬による治療は所詮その場しのぎにしかならないからです。

起立性調節障害は日常生活における体質改善を行うことが治療の基本であり、土台です。ここをおろそかにしていては、薬の効果もへったくれもないんです。

起立性調節障害の子供をお持ちの方は子供の精神面のケアはもちろんのこと、下記記事で紹介しているような日常生活で取り入れられる工夫を積極的に取り入れてください。

〔詳細〕 起立性調節障害の治し方【自分で出来る生活習慣の改善・工夫】

特に、朝に強い光を浴びる習慣は起立性調節障害の患者にはとっても重要なので、せめてこのようなちょっとした工夫で出来ることを、面倒臭がらずにやっていくことが大切です。

起立性調節障害を抱えながら高校受験を控えている場合の対処法

薬を使わない習慣的な部分での治療を行うにせよ、やはり起立性調節障害は短期間で劇的に症状が改善することはありません。

高校進学が近づいていて、でもこのままだと受験も厳しい、仮に進学できても3年間通えるか疑わしい状態にある場合は、起立性調節障害という病気に合った高校選びも検討しましよう。

今の時代は起立性調節障害でも、不登校でも進学できて3年間通える高校はたくさんあります。それに過去に同じ病気で高校に進学してきた先輩たちの体験談も、統計も既に出揃っていますので、ぜひそれらに耳を傾けて、情報を活用してほしいと思います。

〔詳細〕 【100人の統計調査】起立性調節障害の高校受験:不登校でも進学できる高校選び

まとめ

起立性調節障害を治すには、まずは生活習慣の改善から。薬が効かない場合は、薬だけに頼らず、毎日の生活で出来る工夫を積極的に取り入れていきましょう。

もともと起立性調節障害は薬を使った治療だけで完治することは稀ですし、体質改善、生活改善に取り組みながら病気との付き合い方を自分で体得していき、時間の経過とともに症状が消えていくのが普通です。

すぐに症状が改善しないか後言って焦らず、今できることを出来る範囲で取り組むことが、長い目で見て最も良い治療法となるはずです。

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