起立性調節障害は暑さに注意!梅雨~夏の季節に再発・悪化傾向

起立性調節障害は夏の暑さに弱いため、梅雨のムシムシした時期から夏の暑い時期は症状が悪化しやすいです。また、冬になって症状が消え起立性調節障害が治ったと思っていたら春以降に再発した、というケースも珍しくありません。

起立性調節障害はなかなか完治しにくく、治療に時間がかかる病気です。病気とうまく付き合い、進路選びでも後悔がないよう、季節変動のことをしっかり勉強しておきましょう。

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起立性調節障害は季節によって症状の変動がある

夏に咲くひまわり

起立性調節障害は暑さに弱いため、1年の中でも症状は季節によって変動します。一般的には梅雨~夏の暑い季節に症状がひどくなり、冬が深まるに連れて軽快していきます。

私は中学生の時に起立性調節障害と診断された時はそのことを知らず、今思い返してみると「そういえばそうだったかな」と言う程度です。

これは私の起立性調節障害の症状がさほど重症化していなかったせいもあるのですが、中等症以上になるとこの季節変動はより顕著になるようです。

また、起立性調節障害の再発誘因を調べていくと、気候の変動、学校生活の多忙による疲弊、学校生活への過剰適応、交友関係のトラブルと色々あります。

つまり、天候などの外部環境の変化だけでなく、一時的に症状が改善して油断した頃合いに心理的な負荷がかかって再発することも多いということ。

起立性調節障害は暑さに弱い…気圧の変化に敏感で、梅雨~夏の季節に悪化する理由

起立性調節障害は高温下で強い症状が出やすく、夏の暑い時期、梅雨の湿気のある時期、あるいは入浴後に症状が出やすいのが特徴です。症状は主に立ちくらみ、目眩、気分不良で、酷い場合はその場を意識を失って失神してしまいます。

気圧の変化にも敏感に反応し、雨の日は症状が酷くなりやすいです。頭痛でもよくありますが、天気予報より正確に身体が反応したりしますね。

起立性調節障害の患者は水分と塩分を多めに摂る必要がありますが、夏は汗をかくので脱水気味になり、血圧が下がってしまうので症状も悪化してしまいます。

秋~冬の起立性調節障害について

秋以降に症状が軽くなれば医師の指示によって服薬を中止することもあります。起立性調節障害は薬の耐性がついて効果がなくなることがあるからです。

また、稀に秋~冬に症状が悪化する場合があり、その詳しい原因はわかっていません。推測ですが、暑さが和らいだことで水分摂取量が減少してしまうからではないか、とも言われています。

〔参考〕

中症以上なら季節変動と再発を意識して進学先の高校を選ぶこと

学校の校庭

このような季節変動の特徴を知らないと、秋~冬になって起立性調節障害が治ったと思っていたのに翌年の春になって症状が再発し慌てふためくことになります。

しかも中学→高校の進学を挟んでいる場合は余計に大変で、せっかく起立性調節障害が治って全日制高校に入学できたと思ったのに、ゴールデンウィークが過ぎて徐々に気温が上昇してくるに従って症状が出始め、梅雨や夏の暑い時期になって完全に再発→学校にはほとんど通えなくなり、不登校→中退・留年・転校というのが最も厳しいパターンです。

しかもこういうケースは非常に多いですし、きちんとした知識があれば子供の症状にあった学校を選べたはずです。今中学3年生で翌年に受験を控えているという人は主治医とも相談し、中学3年の二学期の出席状況を確認しながら、子供の症状に合った志望校を選んでいくと良いと思います。

通学時間や起立性調節障害の再発を考慮しながら高校選びを

一時的に症状が改善しているとは言え、あまりに通学時間が長く、距離が遠いと出席が難しくなり、学校に行けないプレッシャーからさらに症状が悪化するからです。

起立性調節障害の高校選びは難しいテーマですが、大抵の場合は中学3年の二学期の出席状況を判断材料にすると良いですね。

過去に起立性調節障害だった子どもたちがどういう高校に進学したのか、中学3年生のときの出席状況と、進学先での卒業・中退率についての統計が既に出ていますので、それを参考にすると良いと思います。

〔参考〕

再発を防止するためにも非投薬治療を日々継続すること

コップに水を注ぐ

起立性調節障害は高校生の後半あたりから症状が消えていくことが多いようですが、やはり個人差があります。起立性調節障害を再発させず、症状を軽減させるにはやはり日々の生活習慣の工夫、体質の改善など、非投薬治療と言われる生活面での工夫が必要不可欠です。

以下の記事でも詳しく書いていますが、起立性調節障害を治すためには、薬を飲む以外にも出来ることがたくさんあります。

水分摂取量を増やし、塩分を多めに摂り、朝は起きてすぐに強い光を目で浴びる、ストレッチや整体で身体を柔らかくしておく、サプリメントを飲む、食事に気をつけるなどの工夫です。

既に再発してしまった人はもちろん今から習慣づけをすれば良いですし、これらの工夫を面倒臭がらずに習慣づけていくと、翌年の暑い時期の再発を防げたり、症状を和らげることが出来るはずです。

〔参考〕


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