起立性調節障害の病院は何科?→中学生・高校生でも小児科へ

起立性調節障害の疑いがある子供を連れて病院に行く場合、何科を受診すればよいか?

答えは、小児科です。

子供が中学生や高校生であっても、まずは小児科を受診することをおすすめします。年齢的にさすがに小児科はどうなのかと当然迷うと思うのですが、今の日本で起立性調節障害を専門的に診ているのは小児科だからです。

私も中学生の時に小児科を受診して起立性調節障害の診断を受けました。その時の話も踏まえて解説していきたいと思います。

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朝起きれない起立性調節障害は病院の何科に行くべきか?

先に結論を書いた通り、起立性調節障害の疑いがある場合はまず小児科を受診しましょう。

起立性調節障害は小児科の専門であること、心療内科や精神科では専門知識がないので誤診も多く逆に症状を悪化させる可能性が高いからです。

日本で発売されている起立性調節障害の専門書も、そのほとんどは小児科医が記したものですし、起立性調節障害は小児科の専門分野なんです。

しかし、中学生や高校生がいきなり小児科を受信するのも気が引ける人が多いと思うので、事前に「起立性調節障害の可能性があるのだが、中高生でも診察は可能か?」を電話で問い合わせておくと安心かと思います。

それか、起立性調節障害で有名な病院、名医がいる病院を受診するかです。

起立性調節障害を専門にしている小児科のある病院を探す

どの病院を受診すればよいかも迷うポイントです。インターネットや知り合いからの紹介などで地道に探すのが確実ですが、起立性調節障害Support Groupの病院検索を使うのも良いでしょう。

〔関連〕起立性調節障害の病院検索

ここに掲載しているのは病院側が許可した所だけのようなので、これ以外にも診てくれる病院はあるはずです。お住いの居住地域で小児科がある病院を探していくのも良いかと思います。

出来るだけ起立性調節障害の診察や治療実績のある医師がいる病院があればいいんですけど、そう都合良く見つからないのも難しいところです。

私が中学生の時に起立性調節障害と診断されたのも小児科

私も中学生の頃に起立性調節障害の診断を受けたのは小児科でした。

確か中学1年生の夏休み前(6月後半ぐらいだったかなぁ)だったと思いますが、毎日の頭痛が、何かよくわからない不調に悩まされていたので、親に連れられて病院に行きました。

その時は最初から小児科に行くことは考えていなくて、確か総合病院に行って受付で症状を説明してどこを受診すれば良いかを聞いたんですね。

そこで小児科を勧められて受診しまして、起立検査なんかもして、起立性調節障害の診断が下ったと記憶しています。

起立性調節障害は心療内科や精神科ではなく小児科を受診すべし

子供に起立性調節障害の疑いがある場合、精神科や心療内科ではなく小児科の方を先に受診しましょう。

その理由は、小児科医以外の医師はあまり起立性調節障害の知識がなく、正確な診断が出来ないからです。うつ病ではないのにうつ病という診断が下ったり、精神的な問題、気持ちの問題で片づけられたり、無駄な薬を処方されて子供が逆に苦しく羽目になります。

起立性調節障害とうつ病は症状が確かに似ている部分もあるのですが、全くの別の病気です。うつ病向けの薬や睡眠薬を飲んでしまうと、起立性調節障害の症状を悪化させ治療を難しくしてしまいます。

子供自身も不安になりますし、とにかく抗うつ薬などの刺激の強い薬は身体への負担がおおきいので、まずは小児科を受診することを強く、おすすめします。

〔参考〕  うつ病と起立性調節障害の併発の可能性とその違い

子供を病院に連れて行きたいが、本人が激しく嫌がる場合

これまでに色々な病院に子供を連れまわしている場合、子供が病院に行くのを嫌がることがあります。

確かに、自分は身体が不調で悩んでいるのに行く病院、行く病院、「原因がハッキリわからない」とか「精神的なもの」とか言われてると、自分の勘違いなのか、怠けているだけなのか不安になって病院に行くのも嫌になるのも当然です。

〔参考〕 起立性調節障害は親の理解が必要不可欠【怠け・甘え批判は厳禁】

とりあえず起立性調節障害の疑いがあるから、それを専門的に診てくれる病院に行ってみようときちんと事前に説明しておきましょう。何をされるかわからないより、事前に話を聞いているだけでも安心するからです。

診察時は親が席を外した方がいい場合も

問診をする医師と女性患者

起立性調節障害の診察は問診面談と血圧を測定する起立試験などがあります。起立性調節障害ではない他の病気の可能性を含めて診察するので、血液検査を行う病院もあるでしょう。

また面談問診の時は主治医の判断で保護者が席を外し、子供が起立試験や血液検査を受けている間に保護者と主治医が話をすることが多いです。

子供が本音で気兼ねなく医師と話せる状態を作ってあげる方が診察も正確に行えますし、治療もやりやすくなりますから、保護者はこのことを頭に入れておきましょう。

高校生になってからの起立性調節障害だと留年や中退といった進路に関する悩みも深刻化してくるので、主治医にも相談してみること。ただ、全ての主治医が皆が皆、親身になってくれる訳でもないので、本当に信頼に足る医師なのかどうかの見極めもしておくこと。

〔参考〕 高校生の起立性調節障害/高校中退、留年が近づいてきたら…

起立性調節障害という診断が下るだけで気持ちが楽になる

当時の私は起立性調節障害の診断が下りて、ホッとしたのを覚えています。自分の体の不調の原因がわかったからです。得体の知れない不調を抱えるより、なぜ悪いのか、どんな病気なのかがわかると、気持ち的にも随分楽です。

私の場合、起立性調節障害と診断された後も普通に学校に通っていました。やや欠席の頻度は多かったものの、月に1回~2回、頑張れば2ヶ月に一回程度の欠席ペースでした。中学1年生時の1学期の欠席日数が7日だったと記憶しています。

症状は軽症程度だったせいか、薬も出されず、継続的に治療も受けませんでした。当時は今ほど起立性調節障害の治療法が確立していなかったせいもありますね。

ただ、今は色んな情報が既に提供されていて、診断方法や治療方法も様々なものが確立されています。軽症の場合は数ヶ月で治癒することがわかっているので、ストレスで重症化する前に、疑いがある場合はまずは病院に行ってみることをオススメします。

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