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学校対応:担任の家庭訪問の留意点と頻度についての実例

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不登校の子供と学校との間に立つ親が学校対応で気をつけたい家庭訪問について実例を紹介します。

 

親の立場、学校の立場、そして不登校になっている本人の立場など、色々な角度から考えなければいけないので一口に○○すべきとは簡単には言えません。

 

私が中学で不登校になっていた時期に、担任の教師がどう対応していたのか、学校側はどうしていたのかなど、一つのモデルケースをここで紹介します。これが唯一の正解ではありませんが、参考にはなるかと思います。

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担任の家庭訪問の留意点、頻度などの実例

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私は教師でもないですし、教育の専門家でもありません。ただ、過去に不登校の経験を持つ一人の人間に過ぎませんが、この立場で学校対応で親が気をつけるべきポイントを挙げるとすれば、近づきすぎず遠すぎずの距離感を大切にすることだと思います。

 

子供は学校の先生との接触を嫌がることもあるでしょうが、かといって完全に関係が切れてしまったり学校との関係が希薄になるのも不安にさせるだけです。一応、学校側も気を使っているというのが伝わるのがベストです。

不登校の学校対応の代表的なものが家庭訪問です。その家庭訪問の頻度や留意点を守っておかないと余計に学校を遠ざけてしまうので、気を付けるべきところがないか、チェックしてみてください。

 

長期化している場合は定期的な過程訪問で繋がりを

不登校の生徒に対して学校側が対応する場合、家庭訪問があります。その時の留意点として挙げられるのが、いくつか。

学校側が複数人での訪問は避けてもらう(圧迫感がありすぎる)。親も子供も複数人で来られると正直困惑しますので、出来れば担任教師か養護教諭、スクールカウンセラーなど一人で伺うのが現実的です。

 

また、家庭訪問をする際には事前に伝えてもらいましょう。出来れば学校に行けていないことに悩みがちな昼間ではなく、夕方~がいいです。いきなり来られると精神的にも負担が大きいので、事前に子供にも伝えておくと対応しやすいです。

 

私が不登校だった時は集に一度決まった曜日の同じような時間に先生が家庭の来られ、数十分だけ話すことが習慣化していました。

そのときに学校での話とか、今の自分の状態とかを話した記憶があります。その時は親は同席せずに1対1で、それが終わって見送る際に親と教師が話すことが多かったように思います。

 

学校での話はすべきか?

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また、学校にいけなくなったことで子供は疎外感を感じています。学校との繋がりやクラスでの話など子供が嫌がらない範囲で話してみるのもいいと思います。

 

本人にとってみても学校が今どういう状態なのかを把握できた方がいいですし、実際私もそのほうが良かったです。

自分が取り残されていないという確認にもなりますので、本人が精神的に安定している段階であれば、こういったクラスや学校でのことを暗に本人に伝えるのもいいと思います。

 

本人が嫌がらなければ1対1で会うのがベスト

また定期的な家庭訪問の際に、親と子供と教師の3者での話になりますが、不登校が常態化していて定期的に訪れている場合は親が同席せずに子供と教師の1対1で話すのが理想的です。

 

親が同席していると子供に質問しているのに親が先に答えてしまうことがよくあります。子供の本音が聞けずじまいということが多く、やはり教師としては子どもとゆっくり話せるに越したことはありません。

子供の年齢にもよりますが、中学生~高校生の年代で家庭訪問の頻度が多い家庭の場合は教師と子供だけで話してもらうのもいいと思います。

最初から二人だけ、というのは少し無理があるので、何度か目で慣れてきてからの方が良いでしょう。

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