財布に優しい!学費が安い通信制高校はココ

学費の安い通信制高校について、ご紹介します。この記事ではまず公立の通信制高校について紹介し、その後に学費が安い私立の通信制高校についても触れています。

詳しいことは記事の後半に記載しておりますが、通信制高校には就学支援金という国の学費補助制度が利用でき、一定の世帯年収以下であれば、なんらかの補助金を貰えます。

正規の学費だと私立は手が届かなくても、この就学支援金の制度と利用すれば実質の負担金額が半額以下、家庭によっては数分の一の学費で済むこともあります。公立の通信制高校は学費が安いですが、理解しておきたいデメリットも考慮し、可能であれば私立も検討してみてはいかがかと思います。

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学費が圧倒的に安いのは公立の通信制高校

大きな学校校舎と青空

学費が安いっていうか、公立の通信制高校は2010年度から授業料が無料です。入学金、教材費、設備費、あとはレポートの提出のための郵送費、スクーリングのための交通費とかその程度。

(もし地域によって授業料が必要だったとしても、1単位300~400円ぐらい。卒業には74単位必要ですが、3年総額でも約2~3万円程度です。)

入学金って聞くと構えてしまいますが、公立の通信制高校の入学金って500円です。ワンコイン。チャリンチャリン。

年間でかかる費用は、諸々含めても2万円~。とある調査では公立の年間の負担額の平均33,800円という数字もありました。これぐらいなら、生徒本人のアルバイト代で賄うことが出来ます。

私立だとさすがにここまでは安くならないので、学費重視でいくなら公立の通信制高校です。公立の通信制高校は全国に約70あるので、最寄りにどんな高校があるか、詳細は別サイトになりますが、「公立の通信制高校一覧」にてご確認を!

公立は学費の安さゆえに私立に比べてデメリットも多いので要注意

ただ、公立には学費が安いだけの理由があります。

最も大きなデメリットは、公立の通信制高校をスムーズに3年間で卒業できる人の割合がとても少ない、ということ。

通信制高校の卒業率、中退率、単位修得率、いずれにおいても私立が圧倒的に優位なんです。公立と私立を比べると、なんならダブルスコア(倍以上の数値)で私立が優勢というのも珍しくありません。

公立の通信制高校は学費が安いので誰にでも学習の機会を与えてくれますが、それ以上のことは何もやってくれません。学習状況、レポートの提出、出席、卒業後の進路にしても、基本は放置プレーなので、全ては自己責任です。

通信制高校なら本来は3年で卒業できるのに、公立の通信制高校には4年も5年もかかった人、人によってはもっと長い時間をかけて卒業する人、そこまで在籍したのに途中で辞めてしまう人もいます。

私立であれば生徒1人に担任がついて面倒見も良いし、同じ世代の人たちが多いので友人もできやすいのですが、20歳以上の人が約4割を占める公立の通信制高校ではそういった事は期待できない。

生徒の質、卒業後の進路も公立と私立で全く違う

スラム街にある壁の落書き

私立の通信制高校の生徒は16歳~19歳で全体の9割以上を占めますが、公立の場合、20歳以上の人も約4割います。16~19歳の人はせいぜい半分ちょっとなんで、社会人や年配の人も多い。

生徒の質もヤンチャだったり、年齢の割に常識がなかったり、正直、公立の通信制高校で評判が良いところを探すほうが難しいぐらいですね…。

卒業後の進路にしても、進学もせず、就職もせず、「その他」の人が公立は圧倒的に多いです。「その他」って何?て話ですけど、まぁ大半はフリーターです。だから卒業後のことも考慮するなら、公立はよほど自分を強く持たないと、厳しい現実が待っていると思われます。

就学支援金という学費補助を使えば、私立でも学費は安くなる

学費の安さにこだわるのなら、いっそ学費の安い私立を探すのも良い方法です。私立にも学費が安いところもありますし、何より国が実施している就学支援金という制度を使えば、学費は数分の一にまで下がりますし。

就学支援金というのは世帯年収に合わせて、学費の補助が出る制度。収入が低い世帯であればあるほど、支援金の金額は増えます。世帯年収で910万円未満であれば、何らかの支援金が出ると思うので、この制度を利用して、私立を検討してみてはいかがでしょうか。

「私立だから学費が絶対に高い」という訳はないし、むしろ学費が安く面倒見の良い私立を選んだ方が、長い目でみた時に結果的に良い状況になるかもしれないですし。

学費が安い私立の通信制高校/NHK学園高等学校

学費が安い私立の通信制高校の中で、最も有名かつ評判が良いのがNHK学園高等学校です。月に1~2回、全国にある最寄り会場でスクーリングをこなすベーシックコースだと、入学初年度に25単位を履修した場合、正規の学費は232,000円+入学金の35,000円です。

内訳は1単位7,200円×25単位、施設設備充実費10,000円、教育運営費20,000円、生徒会費2,000円、入学金35,000円です。ここから、世帯年収910万円未満の家庭であれば就学支援金が出るので、実質の負担額はもっと減ります。

例えば世帯年収350万円未満であれば実質負担額は約32,000円、世帯年収350万~590万円であれば、実質負担額は約50,000円。世帯年収が590万円~910万であれば、実質負担額は約110,000円です。

生活保護世帯、住民税の非課税世帯、住民税の均等割のみの世帯のいずれかに該当すれば、教科書も無料になります。

出来るだけ学費が安い所…と公立ばかりに目を向ける人も要るのですが、公立ほどではないにせよ、私立でもここまで学費が下がります。これぐらいなら、まだなんとか手が出せる、という人もいるでしょうし、もし手がでないような収入状況なら就学支援金ももっと支給されると思います。

鹿島学園高等学校

もう一つ、学費が安い私立の通信制高校を紹介します。この高校は在籍人数が非常に多く、店員以上の生徒を抱え込んでいると文部科学省から睨まれているのですが、それぐらい学費が安く、人気の通信制高校です。

先ほどと同じく、入学初年度に25単位を取得した場合の正規の学費は204,000円+入学金50,000円。内訳は1単位7,000円×25単位分、施設費24,000円、通信費が5,000円です。ここから先ほどと同じく、世帯年収910万円未満であれば就学支援金が出ます。

支援金の金額は世帯年収の金額によりますが、最大1単位4,812円の支給があった場合、入学初年度の実質の学費は83,700円となります。

世帯年収が一般よりも相当に低い家庭の場合は、1単位分の学費(鹿島学園なら7,000円)全部が支給されることもあります。つまり、授業料が実質、ほぼ無料にまで下がるよってこと。

就学支援金は各家庭で支給額が事細かに変わる

おそらくここまで読んできて、「自分の場合、就学支援金でどれだけ学費が安くなるのか、明確な金額が知りたい」と思う方も多いと思います。しかし、ここはとても説明が難しいんです。

就学支援金については、ルールが非常に細かく、しかも都道府県によっても制度があったりなかったり、どの家庭でどれぐらいの補助が出るかって一概に説明できないんですよ。

一応「就学支援金が出る通信制高校:制度の仕組みと活用法」でわかりやすく記事にはしてるんですけど、この制度って一般化して説明するのが難しい…。自分の場合どうなるのか、ちゃんとその支援金が貰えるのかどうか詳細を知りたい方は、学校側が配布している無料のパンフレット、資料を請求してみましょう。

例えば鹿島学園高等学校の資料はこんな感じです。

こういう資料になら、各学校ごとに詳しく内容を記載してくれているますから、あなたが知りたい内容もそこで確認することが出来るはずです。ネットだけで情報を集めるのは難しいので、「とりあえず」ぐらいの軽い感じでも大丈夫ですので、気軽に資料を取り寄せてみてはいかがでしょう。

まとめ

学費の安さだけなら公立が圧倒的。しかし、公立は入ってからの学校生活で厳しい現実が待っています。高校卒業を目指すための環境、卒業率のことまで考えるなら、ちょっと無理をしてでも私立の検討も視野に入れるのが良いかと。

私立と言えど、学費の安い私立の通信制高校はありますし、その差額に価値を感じるのなら、そこにお世話になるのも悪くないと、私は思います。

学費の安い私立の通信制高校をお探しの場合は、自宅近くの通信制高校を一覧で表示して一括で資料請求できる下記のサイトが便利です。無料で使えるので、気になる方は覗いてみてください。


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