【特徴の違いを比較】通信制高校と定時制高校、どっちがいい?

通信制高校と定時制高校のどちらかで迷うとすれば、全日制から転校(中退)する人か、もしくは中学校卒業後の進路として考えている人のどちらかだと思います。

高校の種別そのものに優劣はありませんが、制度や仕組み、卒業までの条件、どのような学校生活なのかを含めて、定時制高校と通信制高校の違いをこの記事で解説します。

自分(子供)にとって、どちらのほうが性に合っているかを見比べながら読んで頂くと良いかと思います。

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通信制高校と定時制高校の違いは自由度…どっちが良いかはその人次第

男性が疑問を抱えているイラスト

2つの高校の違いを一つ上げるなら、「毎日決まった時間に学校に行くかどうか」です。生徒本人の裁量が大きくて自宅での勉強が中心なのが通信制高校、個人の裁量が小さく学校で勉強するのが定時制高校です。

定時制高校は週に5日、毎日通学し、授業に出席してテストを受け、単位を取得します。全日制と違うのは、授業を受ける時間が昼間、あるいは夜間という点だけ。出席も重視されますし、学年制なので留年もあります。

通信制高校はレポート課題、単位認定試験、スクーリングの3つをこなして卒業を目指すため、通学は週に2~3回程度、極端に少なくしようと思えば年に数日の出席でも卒業できます。単位制なので留年はなく、3年間で74単位取れれば卒業できます。

通信制高校なら通学の頻度もキャンパスもスクーリングの頻度もいろんなコースの中から自分で決められますが、定時制高校はそこまでの自由度はありません。

定時制高校の仕組みと特徴

定時制高校の特徴は次の通り。

  • 卒業まで3年(4年制のところもあり)
  • 午前、午後、夜間それぞれ4時間の授業(組み合わせも可)
  • 時間(出席)と場所の制限を受けるのが定時制
  • 不良や社会人、大人しい生徒など生徒の属性が実にバラバラ
  • 定時制高校の大半は公立高校
  • 宣伝露出が少ないため、情報が少ない
  • 各都道府県や地域で調べるのが現状ベスト

以前は定時制高校というと夜間に授業があり卒業まで4年必要でしたが、法改正があってからは3年での卒業が可能となり、午前や午後にも授業を行えるようになりました。(転校の場合は前の在籍年数、単位も引き継ぎ可)。

定時制高校は公立高校ばかりなので、生徒の募集も各地域に絞られています。そのため宣伝や広告露出が少なく、全国にキャンパスがある通信制高校に比べてネットでの情報が探しにくいのがデメリットです。

また、公立高校なので学費は安いのですが生徒の質が本当にバラバラです。やんちゃで派手な生徒もよくいます。中退率も非常に高く、4年~6年かかってようやく卒業するという生徒も多いため、周囲に流されない強い自主性も求められます。

登校する時間帯は選べるものの、週に5日、決まった時間に毎日登校するというのが定時制高校なので、束縛を嫌う性格の人、病気などで体力面に不安がある人は正直、不向きです。

通信制高校の仕組みと特徴

一方、通信制高校の特徴です。

  • 最低3年在籍で卒業(年数・単位は引き継ぎ可)
  • 留年はなく3年で卒業要件さえ満たせば卒業可
  • レポート提出・定期試験、スクーリングで単位を取得
  • 時間と場所の制限を受けない
  • 通学スタイルや頻度、コースも自由に選べる
  • 生徒獲得に熱心で、広告にもお金を欠けている分、情報を集めやすい
  • 全国規模でに進出している通信制高校も多い

大学や予備校のようにどの授業(単位)を取るか、週に何回学校に行くかを自分で選べるのが通信制高校です。定時制高校に比べて生徒本人に与えられる裁量が大きいのが最大の特徴です。

通信制高校は毎日登校しなくて良いので、時間に余裕をもって過ごすことが出来ます。高校の勉強は最低限で済ませられるので、高校に通う以外の時間をアルバイトやスポーツ、趣味、部活、あるいは大学受験の勉強や専門分野の勉強に使う生徒が多いです。

通信制高校は全国にキャンパスがある所も多く、また広域性通信制高校といって普段は自主的にレポート提出などで学習し、年に1度泊りがけで集中スクーリングを行う日々の登校がないコースも併設していますので、全国各地から生徒を募集しています。

定時制高校に比べて通信制高校は情報を探しやすいの

全国各地から生徒を募集するという定時制高校にはない特性を活かし、インターネットや書籍での広告露出や宣伝にも積極的です。そのため、入学検討者は定時制高校に比べてずっと情報を探しやすいというメリットもあります。

卒業までに3年間で74単位を取得すればよいので、1年生、2年生、3年生といった学年の概念がなく、進級や留年もありません。自主的な学習が求められますが、私立の通信制高校だと生徒の面倒見やフォローもよくされており、学校行事も盛んで生徒同士の交流も普通にあります。

公立の通信制高校は年齢層もかなり高いのですが、私立は16歳~19歳までで全体の9割以上を占めるので、同じ世代の人が集まりやすく、友人も出来やすいです。学校生活をエンジョイするのなら、私立の通信制高校がベストです。

学校見学やパンフレットの請求で雰囲気を掴むのが最良

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通信制高校のパンフレット

定時制高校と通信制高校、どちらが良いかを検討している段階であれば、ネットでの情報収集に加え、パンフレットなどの資料請求、学校見学もオススメです。

今現在、中学在学中であるなら時間に余裕があると思うので、自宅から通える範囲にどんな定時制高校、通信制高校があるのかを調べ、その中から気になる学校の資料を請求、さらに気になったところの学校見学と進むと良いです。

別の高校からの転校、あるいは中学卒業直前で時間があまりない、という人はとりあえず情報を探しやすい通信制高校の資料を請求、学校見学をしながら、並行して定時制高校の情報をネットや学校からの紹介で探していく方法になると思います。

いずれにせよ、定時制と通信制の違いがある程度把握できたら自分で動いて情報を取りに行ったほうが良いです。ネットで文字上だけで情報を探し続けるよりも、資料を請求してパンフレットを読む、学校見学に行くほうがずっと学校の雰囲気や自分との相性が分かるからです。

通信制高校を探す時はネットでも良いですが、隈なく調べたい人は「通信制高校があるじゃん! 2017-2018」などのガイドブックを利用してもいいですし、「ズバット通信制高校比較」のような都道府県別に主要な通信制高校を一覧で表示し、無料で一括資料請求できるサイトを使うと便利かと思います。

 ⇒ ズバット通信制高校比較

サイトの使い方は「自宅近くの通信制高校を一括資料請求【画像付き解説】」でも紹介していますが、まぁ資料の請求だけなら直感的にすぐ分かるサイトなので、急いでいる方、効率よく通信制高校の情報が欲しい方は公式サイトの方を覗いてみてください。

 ⇒ ズバット通信制高校比較


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