進学校で起立性調節障害に…大学進学を目指す人の進路変更

全日制の進学校で起立性調節障害になってしまった…大学進学を前提とした進路変更を希望しているが、どのような進路を取れば良いだろうか?

この記事ではこういった状況にある方々に向けて、進路の選び方、受験の考え方、注意点などを、私自身の経験も踏まえながら紹介したいと思います。

私は進学校出身ではありませんが、全日制高校を中退し、高認を経て大学に進学しました。通信制高校やサポート校には通っていませんが、大抵の事情は分かります。

1つ最初にお伝えしたいのは、起立性調節障害で進路を変更することは今や珍しいことではないし、またそのことを恥じる必要も全くないということ。

今の子供にあった環境で、明るいい未来を切り開くために、ぜひ前向きな気持ちでこの記事を読み、また活用していただきたいと思います。

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全日制の進学校で起立性調節障害を発症…大学進学を前提とした進路の選び

高校の校舎と青い空

進学校かどうかに限らず、起立性調節障害で別の進路に移る場合の候補がこの3つです。

  • 通信制高校
  • 定時制高校
  • 高卒認定試験

定時制は卒業までに4年かかる所も多いので、大抵は通信制高校に転入(転校)するか、一度中退して高卒認定試験を受けるかの二択です。

どちらを選ぶかはこの記事のテーマではないので省きますが、大学は高卒資格を得ないと受験すらできないので、まずは主軸となる進路をここでまず選びましょう。

既に高校を中退している人は高卒認定試験を選ぶことが多いですが、まだ高校に在学中なのであれば、通信制高校を選ぶ人も多いですね。

〔参考〕

大学受験の勉強は塾か予備校が必須!

大学受験のための勉強は通信制高校、高認の勉強だけでは足りません。やはり、塾や予備校に通うのが一般的です。

よく「大学進学を目指せる通信制高校」を希望する人がいますが、通信制高校の大学進学コースは高額な学費の割に授業のレベルも低いし、講師の質も良くないので、あまりオススメしません。

難関大を目指す人は通信制高校の勉強だけでは到底レベル的に届かないので、塾や予備校が必須です。通信制高校の勉強と、受験のための勉強はそれぞれに分けて考えた方が効率的に勉強できます。

〔参考〕

通信制高校やサポート校の大学受験コースはレベル的に微妙

サポート校、通信制高校の大学受験コースはオススメしません。

もし偏差値60近辺以上(GMARCH/関関同立以上)の大学を目指すのなら、私の経験上、こういった所はほとんどメリットがないです。

なぜかと言うと、こういう所の授業は素人に毛が生えたレベルの講師がしていたり、難関大受験のノウハウや指導経験が決定的に不足しており、レベル的にもお粗末な所が多いからです。

受験の専門家ではなく、ただ必要にかられて短期間で一気に勉強しただけの内容を付け焼刃的に教えている、サラリーマン講師も多いです。トライ式高等学院などの長年のノウハウが有るサポート校ならともかく、それ以外の場所で難関大を目指すのはやっぱりキツイかなぁと。

起立性調節障害は脳血流が悪く集中力が持続できない点を理解しよう

採点済みのテストの答案用紙と赤ペン

起立性調節障害の学習面についても、1つ触れておきたいと思います。

そもそも、起立性調節障害は脳への血流が悪くなるので、集中力も持続せず、成績は低下するのが普通です。

この成績低下の本当の原因は、生徒本人の学習態度や精神面の問題ではなく、起立性調節障害による脳血流の低下、脳機能の低下であることをまず理解しましょう。

集中力が続かず、思うような成績が出せずイライラして周囲に当たり散らすこともあるかもしれませんが、家庭では無理なプレッシャーはかけず、子供を受け入れてサポートしてあげてほしいと思います。

起立性調節障害は習慣面の地道な改善こそが治療の近道なので、「起立性調節障害の治し方」で紹介しているような日常生活で実践できることを一つ一つ丁寧に行うようにしてください。何もしないよりは、学習面でもずっとプラスに働くはずです。

起立性調節障害による成績低下から始まる悪循環に要注意

しかしながら、病気のせいで成績が落ちると言っても、そう単純に物事は解決しません。むしろ家庭の中で注意して見て頂きたいのは、成績の低下による生徒本人の精神面のダメージと、それによる悪循環です。

起立性調節障害になると欠席が増え、学力低下に拍車がかかります。進学校ならなおさら、周囲から取り残される、落ちこぼれる、周囲の目が気になる…。

ただの起立性調節障害からくる学力低下の問題に留まらず、それによる自尊心の低下、精神的な強いストレスの方が厄介なのです。

起立性調節障害は精神的なストレスで病状が悪化することが判明している病気なので、そのストレスが余計に病状を悪化させ、成績は低下、生徒の自尊心が低下し、疎外感のなか強いストレスを受ける…という悪循環の方が怖い。

今の進学校に留まれるのならそれに越したことはありませんが、起立性調節障害からどんどん色んな問題に発展してくることがあるので、家族や親は子供の精神面のケアを怠らず、出来るだけサポートしてあげてほしいと思います。

体調、志望校、今の学力レベルなど総合的に判断しよう

PlanA,PlanB,PlanCの看板

いずれにしても、主軸となる進路を通信制高校にするか、高卒認定試験にするかを最初に決めめること。その後に大学受験のための勉強環境をどうするか、という順序で進路を考えましょう。

どれだけ最悪の場合でも、起立性調節障害からやり直すことは出来ます。誰にも相談せずにいるとどんどん悪い方向に考えがちですが、色んな学校のことを調べ、いざ資料を請求してみると具体的なイメージも湧いて、心の重荷がスッと軽くなるはずです。

〔参考〕

⇒ 自宅近くの通信制高校の資料を一括請求してみよう【画像付き解説】


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