起立性調節障害の人の通信制高校の選び方【転入編】

全日制高校の高校に入ったものの、起立性調節障害を発症して学校に通えないケースは多いです。実は、私も中学生の時に起立性調節障害の診断を受け、私立の全日制高校に入学したものの中退してしまいました。

私の場合、起立性調節障害だけが中退の理由ではありませんでしたが、いずれにしても病気のせいで色んなことに悪影響が及び、自分の立場がどんどん苦しくなっていくことに心を痛めていることと思います。

起立性調節障害で高校を変えざるを得なくなった人の多くが、通信制高校を転入先に選んでいます。今はまだ情報を集めだしたところだと思いますが、起立性調節障害の生徒と通信制高校の相性、どういう学校生活から卒業を目指していくのか、その辺の具体的なイメージをこの記事で紹介したいと思います。

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起立性調節障害でも通信制高校だったらちゃんと卒業できるのか?

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通信制高校にはいろんなコースが用意されています。週1~の通学でOKだったり、午後からの通学、土曜日だけの通学、色んなコースの中から自分で選び、自分のペースで卒業を目指せます。

例えば、飛鳥未来高等学校だと週1回から5回まで自由に通学ペースを選択できるベーシックコースなんていうのが代表的ですね。他にはネットで授業を受けてレポート提出して、スクーリングは年に1回泊りがけで2泊3日でやるだけのところもあります。

また、大抵の場合は同級生や友達たちと同じタイミングで卒業できますし、全日制高校で取得した単位、在籍年数も引き継ぎ出来ます。通信制高校卒業だからといって大学受験で不利になることもありません。専門学校進学、就職に不利もありません。

イメージばっかりが先行して、通信制高校に入ったら将来が厳しくなるんじゃ…という不安がどんどん大きくなると思いますが、あまり心配しすぎることはありません。

週1でも通えないんじゃないか、と不安な方に朗報

日々の授業に出席できなかったとしても大丈夫です。単位取得に関わるのは、スクーリングと言われる授業出席と単位認定試験だけで、それ以外は仮に全部休んだとしても(レポート課題と定期試験さえ受かれば)単位は取得できます。

しかも最近は単位認定試験すらネットを経由して行う所も出てきていますから、絶対にこの日は休めない!というプレッシャーは少ないです。

スクーリングは予め何月何日にどの科目という日程が決まっていて、その日程の中から自分で選んで出席します。それに一度欠席したら即アウトではなくて、学校によっては今月が無理なら来月、と何度かチャンスがあるはずですから、挽回も可能。

しかも日程面も学校側と相談すれば午後からの日を選ぶとか、自分の体調に合わせて調整もできるはずなので、その辺は学校とうまく連携していけば大丈夫。通信制高校はとにかく卒業に向けた制度が柔軟なので、起立性調節障害でも上手く制度を利用していけば卒業できない!ってことはないと思います。

起立性調節障害にうれしい!通信制高校は単位制なので留年がない

通信制高校は単位制です。全日制高校は学年制といって、1学年で履修すべき単位を一つでも落としたら、もう一度その学年をやり直さなければいけません。合格していた科目も、またやり直しです。

単位制は3年間で卒業条件の74単位取得さえ取れればOKなので、単位を落としたとしても留年はありません。3年間でどういう配分であっても、最終的に74単位取れれば卒業です。3年で取得できなかったら、4年目に突入しますが、取得できなかった単位だけ取れればOKなので、学年制のような留年がありません。

単位取得の条件はレポート課題、単位認定試験、スクーリングの3つ。日々の授業はレポート課題や補足授業がメイン。前述のようにスクーリングだけは出席しないといけませんが、仮にこの授業を欠席しても、自分でレポート課題をこなしていけば卒業できます。

通信制高校の先生やスタッフも起立性調節障害に理解がありますから、全日制高校のように周囲と横並びじゃなく、個性と各自のペースが尊重される環境は起立性調節障害の人と非常に相性がいいと言えます。

転入する時は早めに通信制高校でガイダンスを受けた方が良い

あと、起立性調節障害で通信制高校に転入する時に気を付けたいのが転入時期です。

留年のタイムリミットがあったり、転入を年度末にするかしないかによって、前妻席高校で取得済の単位が通信制高校で認められるかどうかが変わります。例えば、60単位取得済みと認められるはずなのに、転入手続きや時期によって40単位しか認められなかったとか。

単位認定の攻防戦の結果によっては同級生と同じタイミングで卒業できなくなるケースがあるので、あまり悠長にはしていられませんから注意してください。高校在学中からの転入か、中退してからの編入かでも結構変わりますからね。

全日制高校から転入できる通信制高校【時期と単位に注意】

起立性調節障害から通信制高校に転入するときの代表的なニーズ

ここから、起立性調節障害で全日制高校から通信制高校に転入する際によくあるニーズを3つほど紹介します。そのニーズに合致する通信制高校も幾つか合わせて紹介しますね。

起立性調節障害でも通えて、きちんと卒業できる通信制高校の情報が知りたい

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とりあえず、卒業が第一優先というタイプ。起立性調節障害の症状が重く、通学ペースが緩くても正直自信がない。サポート面も含め、通信制高校でも以前と同じように学校に通えなくなることを心配している人に多いですね。

こういう場合は、いろんなコースを用意している規模の大きい通信制高校を探しましょう。週1~の通学、一切通学なしで普段はネットを経由して課題をこなすコース、通学を最大限少なくできるコースもあります。

自分の体調に合わせて選べますし、随時コース変更も出来る所もあります。自宅メインであっても通学主体で合っても、生徒一人に先生が付く担任制を敷いているところも多いので、卒業の為の学習計画やサポートも期待できます。

飛鳥未来高等学校のベーシックコースは週1回からの通学で、その時間帯も自分で選べます。とりあえず週に1回午後から通学にしておいて、体調がいい日は学校に行くというやり方もできます。同じようなコースは第一高等学院にもありますね。

ニーズ② 起立性調節障害で学校に行けないだけで、学校自体は好き

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起立性調節障害の症状のせいで学校に行けないけど、学校そのものは好き。学校行事や生徒が元気なところがいい、という人なら、私立の通信制高校がいいです。公立の通信制高校は年生層が高めですが、私立なら同世代(高1~高3、せいぜい二十歳以下)の生徒が大半です。

しかも通学メインのところなら修学旅行もあるし、季節の学校行事も盛ん。部活動もあったり、サークルや同好会、コースによっては専門学校と提携して専門授業を受けながら海外研修なんてところ(ヒューマンキャンパス高等学院など)もあります。

学校の雰囲気は学校ごとによって全然違うため、実際に見学に行ってみるのが一番掴みやすいのですが、最初はパンフレットや資料を請求してみて、感じをつかむのがいいでしょう。パンフレットだけでも結構その学校の雰囲気が出ますので。

ニーズ③ 起立性調節障害で学校に行けないだけで、大学はそこそこのレベルのところに行きたい

進学校出身の人にとても多いタイプ。

偏差値60以上の大学を目指すなら、通信制高校の授業だけではちょっとしんどいですね。むしろ通信制高校の授業レベルの低さにがっかりすると思います。やっぱり高校卒業のための勉強と、難関大合格のための勉強って全くの別物なんでね。

お勧めできるとしたら、サポート校の「トライ式高等学院」ぐらいですけど、トライ式高等学院に行くなら普通の予備校でもいいと思いますし。

難関大受験を想定している人は、通信制高校には卒業の為の学習と出席に留めておいて、受験勉強は他のところでやるのが現実的です。実際、進学校出身の人は「通信制高校+塾・予備校」のダブルスクールで受験を目指す人が圧倒的に多いと思います。東進衛星予備校とか、河合塾とか、駿台とか、地域の塾や予備校とか。あるいはZ会や進研ゼミ、参考書での自学習とかね。

一応、通信制高校にも進学コースを用意しているところもありますが、私の経験上、過度の期待はしない方が良いと思います。通信制高校はあくまで高校卒業のためのものと割り切り、大学受験の勉強とは切り離して考えるのがいいかな、と。

難関大受験ではないけど、とりあえずレベルにこだわらず大学へ行くぐらいの人だったら通信制高校の勉強だけでもなんとかなると思います。詳しくは下記記事で。

大学進学に実績がある通信制高校とサポート校

起立性調節障害から通信制高校への転入で大切なことは情報収集

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私も実際に幾つかの通信制高校から資料を取り寄せましたが、やっぱり起立性調節障害の生徒って多いんですね。パンフレットやHPにも結構そういう在校生がいて、あぁ同じような境遇の人って多いんだなぁと思いました。

資料を請求するとコース詳細や学費、通信制高校の仕組みや日常もイメージしやすいですし、在校生の声も結構参考になります。自宅近くの通信制高校の資料を一括資料請求できる下記のようサイトもあるので、気になる方は使ってみてください。

→→ 自宅近くの通信制高校を一括資料請求【画像付き解説】


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