不登校生徒の受け入れに積極的な高校・進学先

例え中学で完全不登校であったとしても、進学先は必ずあります。

出席日数が足りず、仮に中学3年間ずっと不登校であったとしても、それだけの理由で入学を断られることはありません。

この記事では、日本の高校制度の中で不登校の生徒を受け入れてくれる代表的な進路先を、紹介します。一点注意して欲しいことは、この記事はあくまで大まかな分類であり、各地域にどんな高校があるかは各都道府県によって違います。

各地域にある具体的な学校名に辿りつくには、地域限定で更に踏み込んだ情報収集が不可欠出ることは忘れないでください。

スポンサーリンク

不登校中学生の高校受験:不登校でも受け入れてくれる進学先5つ

不登校の生徒にとって考えられ得る進路先は以下の5つです。

  • 全日制高校(公立・私立)
  • 定時制高校
  • 通信制高校
  • 高卒認定試験
  • 全寮制高校(全日制・通信制高校)

日本の高校は全日制、定時制、通信制がメイン。そこに公立・私立、寮生などいろんな条件が絡み合ってきます。主に高校中退者が受ける高卒認定試験を加えた、上記5つが主な進路先となります。

全日制高校

31b6bec29777b00a83f09c9f71100d22_s-compressor

一般的な日本の高校は全日制高校です。

不登校の子供を持つ親も、出来れば全日制高校に入ってほしいというのが本音でしょうし、既に全日制高校は厳しいという認識の方もいるでしょうか。例え中学で不登校であったとしても、全日制高校をまず第一選択肢として考える人が多いですね。

受験という観点から見ると、全日制高校でも不登校生徒に対して寛容なところも一定数あり、出席日数や学力面以外の面を考慮して合否を決める高校もあります。その高校が不登校の生徒に対してどういうスタンスなのかを事前に情報収集しておくことが大事です。

競争率が高く人気が集中する高校は厳しいかもしれませんが、選択肢が少ないながらも全日制高校も不登校生徒にとっては選択肢の一つです。

関連記事

定時制高校

b0de527baa6ebc10de0c1d5a08ff3d18_s-min

私立の進出もあって、昼間に授業を行う所、3年間で卒業できるコースがある高校など、生徒にとって選択肢が広がりました。

全日制高校に行けなかったけど、昼間に学校に通うスタイルを好んで定時制を選ぶ時代になりました。公立の定時制高校は働きながらの人、金髪で生活が荒れがちな学生が多い所も未だにあるそうですが、私立であれば学費は高いものの、学生の質は公立より落ち着いている傾向です。

4年制大学への進学実績を売りにしている定時制高校もあり、不登校生徒にとっては選択肢の一つです。ただ、定時制高校は学生確保のために宣伝広告費をあまり使わないので、ネットや書籍で定時制高校の情報を探しにくいというデメリットがあります。

そのため、インターネットだけでなく学校関係者をはじめ、フリースクールや適応指導教室から情報を地道に集めていくことも重要です。

関連記事

通信制高校

FireShot Capture 112 - 飛鳥未来高校 I 通信制・単位制の飛鳥未来高等学校 - http___www.sanko.ac.jp_asuka-mirai_index.html

レポート課題の提出と定期試験、スクーリングで卒業が出来るのが通信制高校。かつての通信制高校は仕事を持っている人が入学するとか、せっかく入学しても3年で卒業できず、ズルズル在籍が長引いてしまうイメージでしたが、現在の通信制高校のイメージは全く違うものになりました。

週に1日~5日、自分のペースで通学を選べたり、専門学校の授業を受けることが出来たり、学園祭や修学旅行といった学校行事、部活動も盛んな学校もあります。

私もこのサイトを運営するようになって、実際に通信制高校の資料を請求してみましたが、最近の通信制高校は明るく楽しそうな雰囲気一杯で驚きました。

不登校生徒の受け入れにも積極的で、学習、メンタル、生活面全てでサポート体制が敷かれていますし、何より留年もなく自分のペースで進められる辺り不登校生徒と通信制高校の相性は非常に良いです。

関連記事

全寮制高校

私立、公立、全日制、通信制で全寮制高校があります。通信制高校であれば全寮制でなくても、学生会館のような下宿施設と提携している学校もありますね。

全寮制高校に入学してくる生徒の大半は不登校経験のある生徒たちです。同じような境遇の人が多く、受け入れる学校側も指導経験豊かです。

勉強面をゼロから復習しなおし、生活リズム、集団適応、コミュニケーション、社会性など全寮制の強みを生かして、最終的に大学進学を目指すところが多い印象です。

全寮制だけあって、入学する学生も全国から集まることが多く場所の縛りを受けないのもいいところです。

関連記事

不登校からの公立・私立の全日制高校高校進学

高卒認定試験

以前は大検といって、大学入学資格検定と言われる試験でした。現在では資格内容が改正され、名前は高校卒業程度認定試験、通称「高認」と言われる試験に変わりました。

中学卒業後の進路というよりは、高校中退者の受け皿的な役割です。試験に合格すると高校卒業と同じ扱いになりますが、学歴はそのまま。一般的には高校中退から大学や短大、専門学校など次の進学先を見据えて試験を受ける人が多いですね。

試験に合格すれば資格欄に書くことが出来ますし、実際は高校卒業と同等として扱われます。試験合格後に大学か専門学校に進学して卒業をすれば、もちろん最終学歴はそこになります。

関連記事

まとめ:まずは選択肢を洗い出してみよう

ご覧いただいた通り、例え不登校であっても高校に入れないことはありません。必ず、どこかの高校には入れると思います。

親の勝手な思い込みやイメージで否定せず、まずはくまなく納得いくまで調べてみることです。通信制高校以外は全国区の情報が少なく、各地域にどんな高校があるかも全く違うので、地域に絞って情報収集することをお勧めします。

親の都合で子供の将来の選択肢を狭めてしまうのが一番よくないので、まずは自分たちが取れる選択肢を増やし、資料やパンフレットを請求する。そこから学校見学や受験、学費面、本人の意思を考慮して絞っていくのがいいかなぁと。

情報収集は親主導でやってもいいと思いますが、最終的には子供本人の意思に委ねるのが理想かなと思います。


スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加