無気力型不登校の原因と対策:対応方法は案外単純!

日常生活に対する無気力というのは誰にでも起こり得るものです。

高校生でも中学生でも、どうしても学校の存在意義や勉強の目的を見いだせず、「学校を辞めたい」と言い出すことは珍しいことではありません。

高校も卒業しないで将来どうするの!と言いたいのは親の本音ですが、大人だって「仕事辞めたい」と思う事は散々あるでしょう。

主婦だって母親だって「もうこんな日々は嫌!今日はもう家事したくない!」と投げ出したくなることだってあるでしょう。

無気力というのは解決の糸口が見えてこない厄介さがある一方、日常に対して目標や面白味を見いだせていない状況とも言えます。

そんな中学生~高校生年代でよく見られる無気力型不登校の原因と対策について考えてみます。

スポンサーリンク

無気力型不登校に陥る中学生や高校生の真の原因はどこにある?対応策はまずそこから

person-692159_640-compressor

先ほど述べたとおり、無気力というのは一時的であれ長期的であれ年齢を問わず誰にでも起こり得るものです。

中高生の場合は変わり映えのない日常への退屈、その先にある将来に対する希望が見いだせないのが大きな原因でしょう。

もちろん、今の学校生活でつまらないことや人間関係のトラブルなど様々な背景はあるでしょうが、それら日常の困難を乗り越えようとする意味、乗り越えた先にあるものが自分にとって何になるのかを見失っているのが事の真相ではないでしょうか。

高校を中退した私が感じた高校生活への違和感

偉そうなことを書いていますが、私も高校に通っていた時、ある意味無気力な状態に陥りました。

そのときは、この変化のない予定調和でただただ時間が過ぎ去るだけ。その退屈で意味を見いだせない時間をただただやり過ごし、時間が経過するのを待つだけの日常。

一体こんな生活に何の意味があるのか、さっぱりわかりませんでした。

ただ「高卒」という略歴と履歴書に書けるその文字のためだけに通っているというだけです。

高校での生活と時間は自分の人生においてどんな役割や意味があるのか、どう考えても自分なりの答えが見つからなかったのです。

なぜこんなことを考えていたあというと、自分なりの答えを探さないと、つまらない日常を耐えて乗り越える気力がどんどん削がれてしまうからです。

無気力な高校生の究極の本音は「何か面白いことないかなぁ」

他に人が皆一様に同じとは言えませんが、少なくとも私の時はこんな本音がありました。

「何か面白いことないかなぁー」と考えてい入るものの見つからず、変わり映えのしない毎日。

なんせ目標も面白味も見つけていないのですから、しょうがない。

中高生という多感でエネルギッシュな年代で、有り余るエネルギーを持て余し続けた結果が無気力型の不登校という皮肉な結果を招いていると言えます。

結局何をしたらいいかわからないので、ゲームやネット、漫画という身近にある娯楽に逃げがちです。

それがどんどん続いていくと、ちょっとした罪悪感と共に解放感で包まれ、そのうちに「どうでもいい」なんてことになってしまいます。

無気力と無欲化は少し違う!引きこもりを長期化させるのは無欲化の方

ただし、注意しなければいけないのは引きこもりです

学校やその他日常生活での目標も意義も見いだせずに部屋に閉じこもっていると、引きこもりの様相を呈してきます。

無気力と似た言葉ですが、無欲化というものがあります。私個人の印象では、無気力と無欲化は意味が違います。

無気力は先ほど述べた様な「つまらない日常に対する不満」が正体ですが、無欲化は「落ちぶれる自分を立て直そうとしなくなること」だと思っています。

無気力が原因で引きこもりが始まり、引きこもりが長引いて無欲化すると、さらに引きこもりが深刻かつ長期化する、というイメージです。

無気力高校生の不登校への対策

shadow-198682_640-compressor

無気力な高校生が不登校にならない為にどうすればよいでしょうか?

私自身があまり学校に馴染めず無気力に近い状態だったころを思い出して、どうすればその状況を変えられたか?という観点で考えてみます。

学校がつまらない、面白くない、意味を見いだせない、学校に行っても仕方ないと思う高校生は、皆共通していることがあります。

それは、「学校の中で自分を受け入れてくれて、自分も納得できる居場所がないこと」です。

つまり、学校に行ってそれなりに日常を送ってい入るけれど、結局自分が楽しいと思える居場所がないのが一番の原因です。

部活をやってみるとか、何かの委員に入ってみるとか、学校の中にその居場所を見つけられるような努力が出来ればいいのですが、全員が全員それが出来るとも限りません。

学校の外でもいいから自分なりのエネルギーの発散場所が見つかると気力が湧いてくる

学校の中に居場所があれば一番ですが、それが駄目なら学校外でもいいと思います。

趣味や習い事を始めてもいいし、思い切って一人旅に出してもいい。

とにかく無気力な高校生は見た目とは打って変わって、実は「外に出ようとするエネルギーの発散場所を探し求めている」ことが多いです。

何かに挑戦したり、目標がほしいけど見つからない。一番の解決方法は、「それを探すために行動すること」です。

person-723555_640-compressor

とにかく色んな所にアンテナを張って、少しでも面白そうだと思えば足を動かして行動してみること。

無気力というのは自分の持っている世界観に限界がある証拠なので、味方を変えればその世界観を広げる大チャンスですよ!

親は甘やかすのではなく、その行為に正当性を感じれば、許せる範囲で金銭的に援助してもいいと思います。

無欲化に近い状態になったらどう対応し、どう対策すべきか

e29ab22fc479de629ec7ea32f8730bcd_s-compressor

「このままではいけない、なんとかしなければ」という気持ちが本人にあれば、時間がかかってもしっかり不登校や引きこもりは解決できます。

しかし、この「人としての正義感と芯」が完全に折れてしまった状態のことを無欲化といいます。

つまり、本人に代わる気がないので、周囲としてはなかなか対策出来ないのが辛いところです。

中学3年間・高校生で不登校でも卒業後の将来は暗くない」の記事では、無欲化させないためにどうすればいいか、という趣旨で記事を書いたのですが、その正義感を呼び起こすのにもこの内容は有効だと思います。

結局は親の愛情と本人の責任感

自分のことを大切だと思ってくれていて、信じてくれて、何があっても自分の味方でいてくれる存在がいたとしましょう。

人間というのは、こういう人たちを裏切り続けるのには大変な苦痛と罪悪感を感じる生き物です。

無欲化からの引きこもりから呼び起こすには、地道にこういった親の愛情を真摯に伝えるということと、本人の責任感を芽生えさせる以外思いつきません。

もっと多くの引きこもりの解決を見てきた専門家であれば、たくさんの事例から解決策を知っているかもしれません。

私個人では今のところ考えが及ぶのはここら辺で限界というのが正直なところで、まだまだ勉強が足りないのは事実です。

他のサイトでも色々な意見があると思いますから、そちらも検討されてみるといいかもしれません。


スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加