高校生の不登校原因は馴染めないこと?迫りくる留年

義務教育下にある小学校、中学校とは違い、高校生の不登校は留年を考慮しなければいけません。また進学か就職か、進路決めにおいても非常に難しい立場にあります。

また高校生の子供自身に原因を聞こうと思っても、なかなか不登校の理由を言わないもあるでしょう。

親としてはどう対応すべきなのか、子供は親に何を求めているのかがわからずほとほと困り果ててしまうケースもあります。

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高校生の不登校原因

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学校に行きたくない原因や理由がわかるに越したことはありません。

それは子供自身がどうなるかという点もそうですが、親の心情としてそれを把握しているかどうかでは精神的な負担もかなり違います。

もし子供が話してくれなくても、今までに何万人もの不登校の事例がありますから、それを参考に推測してみるのもいいでしょう。ここでは高校生年代の不登校の原因で思い当たるものを列挙していきます。そして最後に親の対応を考えてみましょう。

高校生でも中学生でも共通の原因や理由も多い

中学生であれ高校生であれ、同じ不登校ですから共通項目は多いです。

もちろん、不登校になるまでの細かい背景と原因は人数分だけありますが、例えばいじめ、友人関係が原因の不登校や、学校の雰囲気に馴染めない場合など、年齢を問わず起こりうることです。

また、中学時代に私が経験したときのように、日々忙しい生活を送る中でどんどん消耗していき、気づいたら精根尽き果てていた(いわゆるバッテリーが切れた感じ)ケースもあるでしょう。

〔参考記事〕→ 理由がない・わからない不登校

高校生年代に多い不登校原因は学校の雰囲気に馴染めないこと

中学校や小学校は地域の色んな子供が通う公立の場合、その学校特融の雰囲気に馴染めないという理由は少なめです。

しかし高校は受験を突破しての入学なので、ある程度生徒も似たような雰囲気の人が集まります。

さらにそういう生徒ばかりを指導してきた教師ばかりなので、必然的に学校の雰囲気も一元化されていき、学校によってそれぞれの雰囲気、校風は全く違います。

そのため、高校に入学したはいいけれど雰囲気に上手く馴染めない高校生が多く、実は私もこういう理由で中退に至りました。

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また、高校生という年代で特に気を付けておきたいのが、進学校に通う子供の不登校です。

周囲の期待を一身に受けて、優秀な頭脳を持っていても、高校に入ってから悩んでしまうことは多いです。

進学校での不登校はそれ以外と少し違う原因があるケースもあるので、一度紹介しておきましょう。

進学校に多い高校生年代での不登校の原因①

今まで得意だった勉強が通用しなくなって自信をなくしてしまうケースがあります。

今まで得意だった勉強で結果を出し、周囲の人から尊敬・称賛を浴びていたのに猛者が集まる進学校に行くと何ら通用しなくなってしまった。

その結果、自分の存在価値、人間としての価値、アイデンティティを見失って自分に対する自信をどんどん失っていく悪循環です。

特に何らかのきっかけで欠席が続き、勉強の遅れが余計に拍車をかけることもよく聞きます。

勉強で周囲に遅れる自分、得意な勉強で恥をかく自分、あるべき理想の姿と大きなギャップのある現実の自分が許せず、激しい劣等感と自己否定を招いてしまいます。

一度休み始めてしまうと教室には余計に戻りづらく、教室に戻ったとしても確実に自分を襲う厳しい現実に恐怖し、かといって学校にはやはり行くべきという葛藤で、身動きがとれなくなってしまうなど、苦しい状況にどんどん追い込まれていってしまいます。

進学校で見られる高校生年代での不登校の原因②

2つ目のタイプは校風に合わないケースです。

例えば、大学受験中心で志望校や合格した大学で人間の優劣が決まり、偏差値的な思考で物事の優劣を決めがちな雰囲気に馴染めないなど。

また、自分が将来何をやりたいかもわからないし、そもそも勉強って何のためにするのか?

なぜ激しい競争にさらされて偏差値主義の人間的評価をされなければいけないのか?

レベルの高い大学に進むことがいったい何になるのか?を考えるうちに周囲から取り残されてしまうことも。

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こういった”そもそも論”がさらに激しくなると、「人間は何のために生まれ、何の目的のために生きているのか」という問いに答えを求めるようになります。

進学校でなくても、周りの勉強に対する意識、あるいは生活態度、価値観の違いが大きい場合にも校風に馴染めず合わないと言う子は多いです。

友達関係が原因というのも、(突発的なトラブルを除くと)ある意味では周囲と合わない、校風が合わないというところに行きつきますからね。

関連記事→ 高校生で不登校になったら…克服し復学を目指すための対策


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