高校中退から大学進学した私の体験談と後輩へのアドバイス

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高校中退から大学に進学した経験のある私が、同じようなルートを辿ろうとしている方に向けて、志望校に合格するための秘訣を自分自身の経験に基づいてお伝えしたいと思います。

記事の前半では高校中退から大学進学を目指すためのルール、予備校について取り上げ、後半では私が高校中退から大学に合格するまでの体験談を取り上げています。

高校中退からの大学受験はハードルが高いように見えますが、正しい量と正しい努力をすれば誰にでも乗り越えられる壁です。

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高校中退からの大学進学について

大学キャンパス

まず、高校中退から大学進学を目指すためのルールを振り返っておきます。

大学受験をするには高校卒業資格が必要なので、定時制、通信制などどこかの高校を卒業するか、あるいは高卒認定資格を取得する必要があります。

通信制高校へは、既に中退していれば編入、まだどこかの高校に在学している状態からであれば転入となります。

既に中退している人は高認を、まだ高校に在学している人は通信制高校に転入することが多いかなーという印象。

また、通信制や高認、高校中退という経歴が合っても、大学受験の合否に有利不利は一切ありません。あくまで入試の点数勝負です。例え高校を中退していようが、通信制高校であろうが入試に合格すれば東大や京大に行くことも出来ます。

 

高校中退からの難関大学受験は予備校が必須

まず、予備校、あるいは塾は必須です。高校中退から高認などを取って、独学で合格を目指すのは(志望校のレベルにもよりますが)中堅以上になると厳しい。

できれば受験のプロ講師から指導を受けて、勉強をするのがベターです。

 

高校中退から大学卒業後の就職について

また、大学卒業後の就職活動についても別記事で記載しています。

私の経験上、就職では最終学歴が最重要視されるので、途中の経歴が高校中退であっても特に気にしなくてよいと思います。ただ、面接でその点については必ず聞かれるので、どう答えるかは事前に考えておく必要があります。

 

高校中退から大学へ進学した私の体験談

成功への階段

私が高校中退から辿ってきた経緯を振り返ると、このようになります。

  • 高校1年生の秋に中退
  • 翌年の1月に高認予備校に入学
  • 高2の年齢で高認(大検)に1発合格
  • 高3に大学受験予備校に移る
  • 現役での受験に失敗、志望校を変更し浪人
  • 同じ大学受験予備校で浪人生活スタート
  • 志望校に合格
  • 大学卒業後に一般企業に就職

最初に予備校に入った時点での偏差値は40ちょいぐらい。英語なんて中学レベルすら怪しい、「joy」とか「sure」とか簡単な英単語すらわからない所からのスタート。現役の時は特殊な学科の大学を目指していて、そこの大学しか受験しませんでした。

受験科目は英語、数学IA、小論文だったので、それしか勉強していませんでしたが、最後は受験に失敗。浪人してから志望校を私大文系に変更し、受験科目も英語、国語、日本史に変更。英語は中堅レベルまで進んでいましたが、日本史の勉強はほぼ初めて、現代文と古文の勉強もほぼ0からです。

幸い私が通っていた予備校には名物講師がいたため、日本史はそのこうしにみっちり鍛えられ、英語も地道に励み、最終的に志望校合格。偏差値的には60超えるぐらいで、合格したのは早慶上智、GMARCH、関関同立のどれかです。

国公立志望の方、進学校出身の人からすれば「所詮は私立」なんですけど、私の場合、中学でも不登校、高校も中退して高卒認定を受け、さらに受験勉強をスタートした時点でのレベルが余りにも低かった。

だから5教科7科目と受験科目が多い国公立は無理でしたが、3科目で済む私大であればかろうじて対処出来た、というところ。まぁ大成功どうかは分かりませんが、少なくとも当時の自分からすれば精一杯の成果でした。

 

日々の受験勉強のスタイル、勉強時間について

基本、朝から深夜までずっと勉強です。私は高校を既に中退していたので、大学に行けなければ学歴は中卒のままでしたし、不合格は許されない背水の陣でした。

現役受験の時は「できるだけ少ない労力で勉強して合格しよう」という楽をしたがる効率主義に走り、受験に望む姿勢そのものが甘かったせいで失敗したという反省がありましたから、浪人してからは「自分がいま出来得る限りの100%の努力をしよう」という姿勢に切り替え、朝から晩まで、体力が許す限り勉強してました。

浪人生活がスタートした4月から2月の受験本番までの間で、全く勉強しなかった休養日は2日間だけです。しかも、その2日は夏休みのお盆期間に連続で取った休みで、それ以外は毎日勉強。

朝は9時~、予備校で授業を受け、夜は9時まで自習室で勉強して、家に帰ってご飯と食べてお風呂に入って、余力があればさらに深夜2時ぐらいまで。電車やバスでの移動中も、時にトイレでも参考書や単語帳を開く。これを1年間、ずっとです。

 

受験生活でのスランプと息抜きについて

11月~12月頃には成績が思うように上がらず、復習も追いつかず、さらに体力的にも息切れしてしまいました。さらに精神的にも消耗し、「もう無理なんじゃないか」と非常に苦しい時期があったんですけど、「ここで諦めたら一生後悔する」と思い直し、なんとか合格までたどり着きました。

この1年間での娯楽というと、民放のドラマを3作品ほど息抜きに見ていたことぐらい。そのうちの1作品は1年間通して放送される、大河ドラマでした。日本史を勉強してたのもあり、楽しみに見ていたのが懐かしい。

 

高校中退からの大学受験勉強を振り返って得たもの

英単語の勉強

ここまで読んでみて、「ここまでやるの?」とか「自分には無理…」とか、頭の良い人からすれば「こんなに勉強してこの程度かよ」とか、まぁ色々感想はあるでしょう。

確かにこの1年は勉強ばっかりのハードな生活でしたけど、私はその生活を嫌だと思ったことは一度もなかったんです。むしろ自分の目標に向かって全力で努力して、全精力を注ぐ充実感のほうが大きかった。

しんどいんだけど、毎日はとても充実していて楽しかったです。どんどん新しい知識も入ってくるし、あぁ勉強って、学問って楽しいなと。

大学入ったら、もっと色んな事知りたいし、もっと色んな本を読みたいと思いながら勉強していたし、自分は無知であることを痛感し、もっと社会を知りたいと思えるようになりました。確かに思い出が美化されている部分はあるにせよ、浪人の1年間は自分の人生でも貴重な、とてつもなく大きなものを得たと感じています。

 

これから高校中退して大学受験を目指す人へ

この記事を読んでいる方の現時点での学力レベル、状況は人によって様々だと思います。既に勉強を始めている人、今から始める人、高校中退から大学に行けるのか不安で調べている人、挫折しそうな人…。

同じ経験をした私から助言できるとすれば、少なくとも大学に行くことで高校中退した罪悪感も打ち消すことが出来るし、受験勉強なんて長い人生のたかだか数年のこと、頑張る価値は十分にあるよと伝えたい。

その数年で学歴はもちろん、大学では人としての教養や人との出会い、あるいは自分に対する自信など、たくさんのものを得ることが出来ます。

自分の望む将来や未来を手に入れるために、120%の努力をして現実を切り開く力が身につけば、もはや高校中退という経歴など恐るるに足りません。

大学受験は誰にでも平等です。誰に対しても常にそのトビラは開かれています。そのトビラを目の前にして自分から逃げるのか、諦めるのか、あるいはそのトビラの向こう側に行こうとするのか、全てはあなた次第。