通信制高校はどんな雰囲気でどんな人がいるのか不安という人へ

通信制高校への入学を検討し始めたものの、実態が分からず色んな不安を抱えていることでしょう。

自分(もしくは自分の子供)が学校にちゃんと馴染めるか、ちゃんと通えるのか、卒業できるのか、どんな人たちがいて、どんな雰囲気で、勉強についていけるのか…もう、不安が不安を呼ぶ状態でしょう。

私も高校中退から大検予備校(現・高認予備校)に移った経験があるのでわかりますが、誰だって新しい進路先に入る直前というのは不安なものです。

この記事では、私が当時抱いていた不安とどのように付き合って新しい学校へ飛び込んだのか、また具体的な通信制高校の雰囲気や在籍者の人柄など、私が知っている範囲でできる限りの情報提供をします。

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通信制高校の雰囲気やどんな人がいるかは、公立と私立で大きく違う

まず知っておいてほしいことは、通信制高校は公立と私立で雰囲気や在籍者の背景が違うということ。詳しいデータで解説しますが、簡単に言うと年齢層が違います。

公立の方が年齢層が高め、私立は高校生年代の人が多いのが特徴です。それに伴い、学校行事や部活、サークル的な活動の多い少ないも変わってきますから、おのずと学校の雰囲気も違ってきます。

公立の通信制高校生の年齢分布:15歳~19歳は全体の半分

公立の通信制高校に在籍している学生の年齢分布を見ると、2010年度の調査で15歳~19歳の学生は全体の55.3%。約半分ちょっとです。全体は約8万7千人。

残り半分は20歳~29歳(36.3%)、30歳~39歳(5.4%)と続き、ここまでで在校生全体の約97%を占めます。

年齢層が高いということは、既に仕事を持っている人、働きながら通っている人、子供を出産している人など、多様な背景を持っている人が通っていると思われます。

10代の学生在籍は年々増えていますが、それでもまだ半分ちょっと。30歳以下で90%という構成です。

出典:文部科学省(PDF)

私立の通信制高校生の年齢分布:15歳~19歳だけで9割

一方、私立の通信制高校は2010年度で15歳~19歳の学生だけで全体の90%です。全体は約10万人で、少子化にも関わらず私立の通信制高校は学生数を伸ばし続けています。

20歳~29歳の学生が6.8%おり、ここまでで全体の約97%です。

つまり、私立の通信制高校は高校生年代の学生数が多く、中学卒業後や高校中退、転校が非常に多いことが想像できます。

同じ高校生年代の人が多い学校に通いたい場合は私立の方が雰囲気に馴染めそうです。

出典:文部科学省(PDF)

全国的に有名な通信制高校の具体的な雰囲気や在籍者の様子

ここからは、全国にキャンパスがあり、なおかつ知名度と実績がある私立の通信制高校を4つほど選び、資料やHPなどからその雰囲気や在校生の様子を紹介します。

データだけではなかなか掴みにくい雰囲気も写真や体験者の声という形にすると、より雰囲気も掴みやすいはず。

第一高等学院

FireShot Capture 107 - 通信制高校なら第一学院高等学校 - http___www.daiichigakuin.ed.jp_

公式→ http://www.daiichigakuin.ed.jp/

全国37か所にキャンパスを置く通信制高校。私はここの高認(旧大検)コースに通っていました。運営規模が大きく、在籍者数や卒業者数共に多く、進路実績にも定評のある通信制高校です。

クラブ活動や学校行事も盛んで、週に数回の通学で学校生活をそれなりにエンジョイしたいタイプと相性がいいです。私が在籍していた時もボーリング大会やバーべキューなどいろんなイベントがありました。

各キャンパスにブログが設置されているので、学校行事や在校生の様子も垣間見れます。

→ http://www.daiichigakuin.ed.jp/campus/

資料を請求してみたところ、コース紹介だけでなく在校生の声もありましたよ。

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公式サイトにも、不登校経験者をはじめとした「同じような悩みを持つあなたへ
“先輩からのメッセージ”」が掲載されています。

→ http://www.daiichigakuin.ed.jp/student_voice/

ルネサンス高等学校

FireShot Capture 108 - 通信制高校ならルネサンス高等学校グループ - http___www.r-ac.jp_

公式→ http://www.r-ac.jp/

ルネサンス高等学校、ルネサンス大阪、ルネサンス豊田の3つの高校から、自分の条件に合う学校を選び、入学します。運営元は同じですが、スクーリングやコースが微妙に異なります

ネット学習中心で通学なしの集中スクーリングがあり、最短・年に3日だけで卒業できるコースもあります。

学校が配信している公式動画を見ると、雰囲気をつかみやすいかも。

資料を請求すると、こんなパンフレットが届きます。写真はルネサンス大阪高等学校のもの。

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パンフレットの中にも、在校生の声が紹介されています。

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例えば、美容師を目指している方、ITの国家資格を目指している方、アルバイトとの両立を頑張っている方、勉強の不安を抱えていた方。他にも親子コメントとして、在校生とその親からみた学校の印象なども紹介されています。

個人的な印象だと、この学校は何か特技があったり目標がある人、もしくは勉強で大学進学を目指している人の2パターンが多いような感じ。

ヒューマンキャンパス高等学校

FireShot Capture 110 - ヒューマンキャンパス高等学校 I 通信制高校のヒューマンキャンパス高校 - http___www.hchs.ed.jp_

公式→ http://www.hchs.ed.jp/

高卒資格が取れる専門学校と言ってもいいぐらい、専門課程に強みがある通信制高校です。専門性が高い分、進学実績よりも就職実績の方が強いです。

もともとの運営母体が専門学校なので、この点で他の通信制高校とは違いますね。

全国40か所以上に拠点があり、専門コースは24コース。ネイル、美容、ファッションをはじめ、スポーツ各種、医療、マンガアニメ、声優、ダンス、音楽など実に多彩。

全国のキャンパスブログで日常の様子がUPされています。

→ http://www.hchs.ed.jp/blog/?code=131124

また、「皆様からの声」として先輩、先生、保護者の声も雰囲気を掴むには参考になります。特に先輩の声のところは、実際にどんな人がいるかの参考例ですからね。

→ http://www.hchs.ed.jp/voice/?code=131124

資料を請求すると、こんなパンフレットが手に入ります。

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日常の学校生活の様子、年間の学校行事のページです。

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他にも専門課程の日常の様子や海外研修のページ。

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就職実績や名だたる企業に進路が決まった先輩たちのメッセージもあって、読み応えがあるパンフレットでした。

飛鳥未来高等

FireShot Capture 112 - 飛鳥未来高校 I 通信制・単位制の飛鳥未来高等学校 - http___www.sanko.ac.jp_asuka-mirai_index.html

公式→ http://www.sanko.ac.jp/asuka-mirai/index.html

全国11か所に通学拠点を持ち、週1日~でも通える通信制高校。確実に卒業したい方や専門課程を本格的に学びたい方、あるいは卒業の為の勉強を中心にしつつ、学校生活もエンジョイしたい方向けといった複数のコースを用意。

専門課程は進学、補修、ビューティー、マルチメディア、医療事務の5つ。各キャンパスのページから学校の様子が写真付きで掲載されています。不登校経験者の受け入れにも積極的です。

→ http://www.sanko.ac.jp/asuka-mirai/outline/index.html

また、学校紹介の動画も。


主な資料はこんな感じ。

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ベーシックコースの日常や、年間の学校行事の様子。

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他にも、最寄りキャンパスから「ハッピースクール通信」として在校生の声が紹介されたものが入っています。

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内容は「飛鳥未来に入学した理由」と「入学してよかったこと」、「高校生活について」の簡単なインタビュー。雰囲気や在校生のイメージはだいぶ掴めると思います。

通信制高校の不安や在校生の不安を打ち消すには自分が動くことが第一歩

まだまだ通信制高校は日本にたくさんありますが、たくさん紹介しすぎても逆に混乱するので、このぐらいで…。でも、なんとなくこうやって情報を集めていけば雰囲気は掴めそう、という感覚は掴めたでしょう?

当たり前ですが、雰囲気や在校生の傾向は当然学校によって違います。学校ごとの雰囲気をつかむには、結局自分の目で確かめるしかありません。ただ、最初からすべての学校に足を運んでいては時間もかかりますし、何より心理的な負担も大きいですよね。

この記事を読んでいる人の中には、まだ通信制高校へ入学することに心の準備や気持ちの切り替えが出来ていない人、あるいは子供がまだ塞ぎ込んでいて、親が代わりに情報収集している人もいるでしょう。

でも、みんなそういう状態からのスタートでしたから、あなただけが特別な訳じゃありません。みんな、そういう不安を抱えていました。

私が大検予備校に移った時の体験談

私も大検予備校に移ったとき、高校中退からしばらく時間を空けて十分に気持ちの切り替えをしてから見学に行きました。

まだ精神的・肉体的に休養と切り替えが出来ていないのを見てか、両親がまず選択肢になりそうな学校の資料を請求してくれ、それを用意してくれていました。

私だって当然入学前は、学校に馴染めるか、勉強についていけるか、友達は出来そうか、どんな雰囲気か、どんな人が通っているのか…挙げればキリがないほど、色んな不安がありましたよ。でも今思うと、そういう不安は入学後の具体的なイメージが自分の中で湧き上がらなかったのが原因です。

イメージが湧かないので、不安が不安を呼んでしまう。知らないから分からない。分からないから不安になる。ただ、それだけです。

そういう状態の時は、まずはネットで情報収集です(今は便利な時代になった!)。大抵の人の場合、大体はこういう順序で学校を決めていきます。

  1. ネットで進路先を調べる(高認、通信制高校、他の選択肢など)
  2. 気になる学校を洗い出す
  3. 学校の資料を請求する
  4. 気になった学校だけを選択肢に残す
  5. どうしても気になる学校だけに見学に行く

全ての作業を入学する本人が行えれば理想ですが、思いがけないトラブルや方向転換で本人の心の状態が芳しくない事もあるでしょう。

そういう場合は、私の時と同じく、最初の3段階までは親が代わりに行うというのも有効です。まず周囲の人が段取りをしてあげて、最終的な決断は本人に任すという方法です。

不安の原因は単なる情報不足!まずはネットで資料請求を

何度も言っている通り、不安が不安を呼ぶのは、単なる情報不足が原因です。学校に入学した後の、日常の学校生活を送る自分のイメージが湧かないことが不安の元なので、まずは情報を収集する目的でネットを巡回し、資料を請求してみてください。

ちなみに、以下の記事で取り上げたサイトで自宅近くの学校を一括資料請求できますよ。上で紹介した4つの通信制高校もここからパンフレットを請求できます。

→→ 自宅近くの通信制高校を一括資料請求【画像付き解説】


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