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不登校で生活リズム崩壊:ネットゲームによるネトゲ廃人の引きこもり

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不登校や引きこもりでは対人不安はつきものです。色々なストレスから人目を避けるようになり、自分に対する自身の喪失から家族以外の人間との接触を嫌がります。

不登校にはネット依存とゲーム依存、そして昼夜逆転はつきものです。

解釈が非常に難しいですが、経験者から言わせてもらうと不登校の克服過程では多くのほとがこの段階を経ることが多く、これら最初から全て否定する訳にもいかない事情があります。

ただ、昨今流星を極めているオンラインゲームによるネット廃人だけは避けなければいけません。ネット廃人になるとますます社会復帰が遠のき、引きこもりの解決が難しくなるからです。

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オンラインゲームにハマってネトゲ廃人に…不登校と引きこもりの果てに

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不登校から引きこもりになった子供は対人不安を抱えています。

人間関係のちょっとした意識のズレや感覚の違いに消耗し、これ以上他人と関わると自分がおかしくなってしまうという自己防衛から学校に行けなくなっています。

 

これ以上のストレスを感じさせないために引きこもったはいいものの、心のどこかで寂しさ、孤独を感じるようになります。

オンラインゲームにハマり、そしてネット廃人になりやすい特徴があるとしたら、以下のようなものでしょうか。

  • 人間関係が疎ましく、他人と関わりたくない
  • しかし一人になると孤独で寂しい

 

オンラインゲームはエンドレスで好きなときに好きな時間だけ関われる

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オンラインゲームの特徴として、日々更新されるエンドレス(終わりのない)な展開と匿名で他人とグループを組んでゲームを進めていくというものがあります。

私はソーシャルゲームやオンラインゲームをやったことがないので伝聞になりますが、他人から仲間として認められ、受け入れてくれてさらに自分を必要としてくれるネット上の空間にもうひとりの自分を作り出す人が多いと聞きます。

 

現実世界では他人との関わりが疎ましく、積極的に離れない。

しかし一人になるのは寂しいので、ネット上に(匿名ながら)もう一人の自分を作り出してその空間の中で生きるようになるというのがネット廃人の特徴です。

 

そうなると、現実世界との乖離が激しくなり社会復帰をしたいという意欲そのものも減退させてしまうという怖い末路が待っています。

 

オンラインゲームが悪いわけではなく、遊ぶ人の節度が大事

オンラインゲームそのものを悪として主張したいわけではありません。

節度を守って楽しく遊ぶには何ら問題無いとおもいます。

ただ、不登校で引きこもりになりがちな子供にとっては、オンラインゲームは格好の遊び場になります。

時間の制限もなく1日中遊んでいれば、やはり良い影響を及ぼすとも言いがたいでしょう。

 

不登校になって家に閉じこもりがちになった子供は、皆なんらかの形で電子機器に依存します。

何かに熱中していないと、悩みが頭のなかを駆け巡り、どんどん苦しみが増していくからです。

ゲームでもネットで、何か気を紛らわすものを探した結果がゲームなりネットと言えます。

→  不登校中の家での過ごし方の特徴…ネット依存とゲーム依存に昼夜逆転

 

大人でも、何か嫌なことをずっと頭のなかで考えていればそれは病みますよね。

スマホでネットを見たり、なんとなく2ちゃんまとめを眺めたり、テレビを見たり、本を読んでいればその時間は嫌なことから離れられるという経験はだれにでもあると思います。

 

オンラインゲームに熱中しすぎてネトゲ廃人にさせないために

パソコンを無理やり取り上げる必要はありませんが、もし子供の部屋で自分のパソコンが合って24時間常時接続できる状態なのであれば改善が必要です。

時間を守るというルールを作るのも一つの解決策ですが、これは結局理想論の一つに過ぎず、そのルールをしっかり守って機能しているという話は聞いたことがありません。

 

そのため、パソコンは無線接続が出来ない環境にしておき、有線でリビングでのみ行える環境を物理的に作り出すのが一番でしょう。

もし子供にパソコンを与える場合は、スペックが非常に低い、遅いし重いし使いにくいという、多少不便なパソコンぐらいがちょうどいいです。オンラインゲームはそれなりのパソコン環境がないと快適に遊べないものも多いので、スペックが低く古いものだと快適に遊べないからです。

〔参考記事〕→ 中学生・高校生の引きこもり対策は部屋に3つの家電を置かない事

 

子供がネットのオンラインゲームに求める「寂しさ」を他の形で埋め合わせる

あと頭に入れておきたいのは、子供がネットゲームに何を求めているかということです。

彼らが求めるのは孤独や寂しさを埋め合わせ、他人から必要とされる実感などのいろいろな感情があります。

親はそれをしっかり理解してあげて、ネットゲーム以外の形でそれを埋め合わせてあげるのが一番いいでしょう。

子供は休日にどこかに出かけようと言っても同級生に会いたくないとおそらく言うでしょうから、多少遠くの場所であっても家族でカラオケやボーリング、外食、キャンプ、釣り、旅行、アウトドアなど色々外へ出て行ってみるのもいいと思います。

 

家族の一員としてしっかり認めてあげて、何か家族で決めるときは子供の意見も求める、そして時にはその意見を採用するのも大事です。子供にどこに行きたいか、色々聞いてみてください。(どこにも行きたくないと最初は皆言うと思いますが…。)

 

ネットゲームでは得られない感覚を大切に

先ほど、アウトドアなど外へ出てくことを提案しましたが、それには理由があります。

それは、ネットゲームでは感じ取ることが出来ない感覚を子供に感じさせるためです。

例えば、四季の移ろい、動物とのふれあい、美味しい食べ物を楽しむ幸せ、臭いや香りなど、ゲームの中では見いだせないものを現実世界で子供に感じさせるのも、ネット廃人にさせない為の対策として有効です。

 

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