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高卒認定試験の単位・科目免除要件総まとめ

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高卒認定試験は全部で8科目(選択する科目によっては9科目~10科目)を受験し、全科目合格しなければいけません。

ただ、以前在籍していた高校で単位を取得していた場合は所定の手続きに沿って申請することで科目免除されます。

また、その他にも科目免除を受けられる条件が幾つかあるので、まとめてご紹介します。

 

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高卒認定試験の単位免除・科目免除要件をおさらい

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高卒認定試験は最も少ない科目数でも全8科目に合格しなければいけませんが、人によっては科目免除を受けることで、受験科目を減らすことが出来ます。

ただし、全科目免除することは出来ません。必ず1科目は高認試験を受けて合格しなければいけないというのが条件になります。

具体的に、科目免除を受けられる主な条件は以下の4パターンです。

  • 以前在籍していた高校で特定科目の単位を取得済
  • 高等専門学校で単位を修得している
  • 旧大検で合格済みの科目
  • 特定の検定試験に合格している
  • 通信制高校の科目履修生として単位を取得

一つ一つ見ていきましょうか。

 

高校や高等専門学校で単位を取っている科目がある場合は科目免除される

高卒認定試験では以前在籍していた高校で取得した単位がある場合、科目免除を受けることが出来ます。

高校1年生で中途退学している場合は取得済みの単位がないので、科目免除は受けられません。

高校2年生で中途退学している場合、その人によって異なりますが4~5科目ほどの科目免除を受けられます。私が受験した時は大検でしたが、その時と条件は大きく変わっていません。

ちなみに、高等専門学校というのは、いわゆる「高専」のこと。高校であろうが、高専であろうが取得済みの単位があれば、高認試験で科目免除を受けられます。

 

免除を受けられる科目数の目安

当時私が通っていた大検予備校では高校2年生で学校を中退した人がいましたが、その人は3~4科目のみを受験し、残りは科目免除を受けていました。

私は高校1年生の秋に中退していたので科目免除は受けられず、全科目を受験しました。

2年生以上で高校を中退した場合、科目免除を受けられる可能性が高いので、以前在籍していた高校に問い合わせて、取得した単位がないか確認しておきましょう。

今更以前通っていた高校に問い合わせるのは気が引けるかもしれませんが、背に腹は代えられません!

 

大学入学資格検定時代に合格した科目

大学入学資格検定の名称だった当時に合格していた科目がある場合、科目免除を受けられます。大検は2004年まで実施されていて、翌年の2005年から高卒認定試験に変わりました。

あれから10年以上時間が経過しているので、この条件に合致する人は少ないと思いますが、長いブランクを経て再挑戦する場合、以前合格している科目を免除してもらうことが出来ます。

 

特定の検定試験に合格している人

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主に科目免除を受けられるのは英語、日本史、世界史、数学です。

まずは英語科目を免除される検定から。

  • 英検(実用英語技能検定)1級、準1級、2級または準2級
  • 全商英語検定試験1級または2級
  • 国際連合公用語英語検定:特A級、A級、B級、またはC級

次に日本史Bと世界史B。

  • 歴史能力検定、世界史1級または2級
  • 歴史能力検定、日本史1級または2級

最後に数学。

  • 実用数学技能検定1級、準1級または2級

うーむ、なかなかハードルが高い。もう既に資格を持っている人や、高認試験に関わらずこれらの資格を取るつもりの方であれば利用価値がありそうです。

逆に、高認試験の科目免除を受けるために、これらの検定を受ける必要はないと思います。なぜなら、高認試験で合格するほうがずっと難易度が低いからです。

 

通信制高校の科目履修生

こちらについての詳細は別記事「高卒認定試験にもし落ちたら科目履修がある」にてまとめています。

簡単に言うと、通信制高校で単位を取得している場合はもちろん、科目履修といって1科目1日か2日にわたって授業を受け、レポートを提出するなどの条件を満たせば、科目免除を受けられる、と言うもの。

ただし、全科目を免除することは出来ず、必ず高認試験で1科目は受験し合格していなければいけません。

 

科目免除を申請する手順

科目免除を受けるには、高卒認定試験に出願する際に、願書と一緒に必要書類を添付する必要があります。

高校などで単位を取っている科目がある場合は、単位修得証明書が必要です。この単位修得証明書は在籍していた高校から取り寄せることになるので、出願日程を考慮しつつ余裕を持って問い合わせておく必要があります。

資格試験に合格している場合は、その合格証明書を添付します。詳しい内容は願書に掲載されているので、必ず高卒認定試験の願書で必要事項を確認し、その指示に従ってください。

 

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