フリースクールの問題点:出席日数稼ぎや学校復帰

フリースクールには運営やお金の面でもまだまだ課題がたくさんあります。

不登校という側面から見たフリースクールの役割は学校以外で子供の居場所を作ることです。

しかし、フリースクールが徐々に出席扱いを受けるようになったことに対して、運営側は喜んでばかりでもないのです。

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フリースクールの問題点は出席日数稼ぎや学校復帰にあった!?

フリースクールの存在意義というのは、学校という限られた場所以外で子供が居場所を見つけ、自分の存在を認め自己肯定感を強めて社会に出ていく橋渡しをするところにあると思っています。

フリースクールの役割:学校にいけない子供の居場所

個人的に、学校復帰を想定しているのはどちらかというと適応指導教室。

学校復帰や受験といった教育の枠組みから外れて、子供にとっての安心して過ごせる環境と居場所を与えるのがフリースクールという印象です。

適応指導教室とフリースクールの違い

出席日数稼ぎで学校復帰を目指すフリースクールはありなのか?

フリースクールの出席扱いが認められるに従って、別の問題が出てきています。

それは、子供にとっての学校以外の居場所のはずのフリースクールが、出席日数稼ぎのフリースクールに変わってきてしまうという事。

親としてみれば、学校が無理ならせめて出席日数が稼げるフリースクールに行きなさいと言いたくなりますが、

親に無理やり行けと言われるのではそれは学校の時と何も変わりません。

そういう無理強いされる環境が、子供にとって安心して過ごせる環境とは言えなくなってくるからです。

学校が不登校で行けないから、別の環境で自分の居場所を見つけるようとなるはずなのに、フリースクールでも親に無理やり強要されると結局そこでも不登校という顛末です。

学校連携や学校復帰はフリースクールにとって重要ではない

フリースクールに通っている子供からすると、学校連携がないからこそ気兼ねなく過ごせているとい観点もあるでしょう。

学校とは別に、独立した全く別の場所で自分の居場所を見つけて少しづつ歩みを進めている。

子供にしてみれば、今の自分はいたって順調と言えます。

しかし、順調になってきたので周囲が勝手に盛り上がってさぁ子供を学校に戻そうと。

周囲の大人がそういう余計な事ばかりに気を取られてしまうと、子供にとっては「余計な事をしないでくれ」となります。

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今、学校から離れて苦しい時期を乗り越えてやっと順調にきているのに、なぜそれをぶち壊すのか。

全員が全員そう思っている訳ではないでしょうし、ひょっとしたら学校に戻れたら戻りたいと思っている子供もいると思います。

学校としっかり連携が取れている方が安心すると言う子供もいるでしょう。

どっちが正解でどっちが間違っているとかは全く関係がなく、どちらが自分の子供にとって最良なのか、それが重要です。

もう小学校や中学校に戻る気はない子もいますし、それはそれで間違っていません。

周囲の大人が学校に戻そうと勝手に盛り上がって、その結果子供が再びふさぎ込んで引きこもり、状況悪化ではフリースクールの意味が全くありませんよね。

フリースクールの運営目的も様々なので自分に合ったところを探すのが一番

子どもはいのちという原点から 不登校、これまでとこれから

実体のない無意味な学校信仰がやたらと強い日本では、学校に戻らなくてもいいという考えが一般的ではありません。

フリースクールの運営方針も、最終的には学校に戻したいという所もあると思います。

でもそういう目的なら適応指導教室でいいんじゃないの、とも思いますし、いろんな書籍を除いてみると、

「そう言う方が親受けがいいので」

という金儲けの方が先に来ている場合があるので要注意です。

結局のところは運営方針と授業内容、支援内容に一貫性があるというのが一つのポイントです。

自由なフリースクールで子供の居場所を作るとか言いつつ、最後には学校に戻ろうとか言いだしてしまうと、さっきのような混乱が起きてしまいますからね。


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