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フリースクールの役割:学校にいけない子供の学校復帰と居場所作り

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不登校の子供の居場所探しは、不登校を克服した子供の親たちが皆同意するほど重要なポイントだと思います。

家庭内の居場所はもちろんですが、ある程度子供の精神状態が落ち着いてきた時には外部に目を向けるのも必要です。

外部にある子供の居場所として選択肢に上がるのは、やはりフリースクールです。

フリースクールは自由な校風と規則に縛られない、学びの場の提供を行っている場所。

不登校の受け入れ先としての実績もありますし、色々な子供たちの受け入れをこれまでに行っている分、安心して通える居場所として期待されます。

 

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不登校の子供の居場所づくりはフリースクールの得意分野

お子さんが不登校の親にとって悩ましいのは、自宅で一人引きこもりがちになってしまうことです。

勉強の遅れはもちろん、同級生やお友達との交流がなく、自分の部屋だけで何もかもが完結してしまうと将来が懸念されます。

もし不登校の原因がいじめなどの人間関係のトラブルであった場合、無理に学校へ行かせるのも得策ではありません。

学校へ行けば子供は余計に苦しむし、かといって学校に行かず自分の部屋にずっといさせるのもマズイ。

 

そういった子供の居場所を提供するのがフリースクールです。

フリースクールの役割は「子供の個性と独自の考え、人権を尊重しながら生涯学習の場の提供」にありますから、いろいろな背景を持っていてもそれを尊重して受け止めてくれます。

不登校克服・解決事例に共通する学校復帰までの5段階

 

自己否定を繰り返す不登校の子供

By: epSos .de

不登校の子供は自分の存在価値に疑問を持っています。大抵の場合、子供は自分のことが嫌いですし、自分なんていないほうがいいと冗談抜き本気で思っています。

特にいじめによる不登校になってしまった場合は特にその傾向が顕著で、自己否定の度合いもさらに強くなります。

自分なんて生きていても仕方ない価値の無い人間と子供は本気で思っています。自殺願望を持っている子供も少なくありません。

 

そういう子供の「他人から受け入れられたい」という心の底の欲望を叶えてあげるのが急務です。

自分を受け入れてくれる場を提供することは子供の心の傷を修復し、不登校から少しずつ立ち直っていくには必要不可欠なのです。

 

いじめと不登校とフリースクール

いじめというのは、当事者にならないとわからない辛さがあります。私が不登校になったのはいじめが原因ではありませんでしたが、力による支配と服従は誰にとっても屈辱的なものです。

他人を信用するのが怖くなりますし、いつかは裏切られると疑念を持ってしまうのは仕方ありません。

いじめについては軽々しく扱える内容ではありませんが、いずれにしてもいじめを受けた本人は深い心の傷を負っています。そういう子供とフリースクールは非常に相性が良いです。

子供の個性を最大限に尊重し、色々な考えを受け入れ優しく自分を受け入れてくれる人と場所との出会いはとてつもなく大きいと思います。

フリースクールは勉強や社会復帰といった大それたものよりも、もっと根本的な「楽しい」という感情、「生きててよかった」という喜びを大切にします。

 

多様な価値観に触れるのは不登校の子供にとって大切

もともと子どもは広い考えや価値観の受け入れができるほど社会経験をしていません。

学校に行けなければ人間としての価値がないと錯覚してしまいますし「学校に行くか、さもなくば死か」という究極の二択に考えを巡らせがちです。

子供の考えはこれほどまでに直線的で短絡的ですから、いろいろな価値観が此の世の中にあることを知るのは自分への自信を取り戻すことになります。

さらに自分という存在を受け入れてくれて、いろんな価値観を尊重しようという自由なフリースクールの校風に触れることは、不登校の子供にとっても大きいのではないでしょうか。

 

不登校でそこまで悩まなくてもいいと気付く世の中の広さ

世界は広いです。日本も、世界も、この世の中には自分が知らないことが山のようにあります。

不登校で悩むのは仕方ありませんが、不登校で悩むのがバカバカしいほどにこの世の中にはいろんな価値観と広い世界があるのも事実です。

私は不登校中に海外短期留学をしましたが、その時に感じた「世界は広い!」という衝撃が、当時の自分を否定する気持ちを軽減させてくれました。

自分はここに居てもいいんだという安堵感。色んな物事を通して感じる小さな喜び、そして成功体験の積み重ねこそが不登校克服のために必要不可欠です。

もちろん、自宅では家族からの愛情とやすらぎの居場所確保は急務ですが、それと平行して家族以外の人間から受け入れられる外部の居場所探しも必要です。

フリースクールはそんな居場所を提供し、本人が自信を取り戻していくのに貢献してくれると思いますよ。

 

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