フリースクールとはどんなところ?運営目的と授業・活動内容

フリースクールは適応指導教室は一般的に不登校の子供の受け入れ先として知られていますが、その違いや特性は異なります。

もちろん、どちらがよくてどちらがダメとかそういう話では全くなく、その特性を理解した上で自分たちにはどちらが合うかというのがポイントです。

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フリースクールとはどんなところ?どんな運営目的でどんな活動・授業内容なのか

フリースクールは公的な学校ではありません。そもそもフリースクールは不登校の子供の受け入れ先としての役割があり、その目的で創設された所が大半です。

その背景には、子供の自由な考えや人権を尊重し勉強だけでないもっと幅広い生涯学習という範囲での学びと交流の場の提供というのが根底にあります。

フリースクールと適応指導教室の違い

フリースクールと通信制高校の違い

フリースクールの特徴とは

フリースクールの大きな特徴としては以下のような点があります。

  • 異なる年齢・年代の子供たちの交流
  • 学費が必要
  • いじめなどいろいろな理由による不登校の子供の受け入れ
  • 特別決まったプログラムやカリキュラムが存在しない

おおざっぱに言えば、自宅で引きこもりがちで他人との交流を持てない不登校の子供のために、勉強はもちろん、同年代、異なる年代の人との交流などいろいろな意味での学びと交流の場所を提供するのがフリースクールという所です。

カリキュラムは特に無いが創設者の意向が強く反映されやすい

フリースクールは特別決まったカリキュラムはありませんが、公的な学校でない分、何をするかは子供たちや運営者の意向が強く反映されます。

フリースクールが存在するということは、フリースクールを作ろうと思った創設者がいるということ。

その創設者は教育に強い関心があり、公的な学校制度などに疑問を持ったからこそフリースクールという自由な学校を選択した背景があります。

そのため、創設者が教育に対する哲学や考えが根底にあり、それらが活動内容や運営方針に大きく左右される特徴があります。

例えば、不登校の子供にとって必要なのはまず生活リズムを治すことであり、他者との交流を通して協調性を身につけるのが一番とか、あるいは個々の考え、個性、独自性を尊重しその長所を最大限に伸ばすのが一番とか、からだを動かすことで生きる喜びを、とか。

運営費は保護者が払う授業料(月謝)によって賄われていますが、スタッフや運営にかかるお金は当然かさんでくるので、その運営費の中で出来ることを選択して行っています。

フリースクールに関するその他の特徴は実に様々

出席扱いされているのは2007年時点でおよそ全体の4割で、人数は数人~15人程度の少人数が基本です。

稀に規模が大きなところでは、施設が充実しており全寮制のところや公的な学校(高校)と併設された所もあり、その規模や特徴は実に様々です。

フリースクールと一口に言っても大資本の企業や学校法人が絡む大規模な所から、自宅の一部屋を使用して運営している所など、いろいろな場所があるのもフリースクールの特徴です。

フリースクールの活動内容・授業内容について

一般的には場所を提供し、その場で各自思い思いに過ごす所が多いです。

季節に合わせたイベントや行事を自分たちで企画したり、外部講師を招いて話を聞く授業が行われたり、料理や旅行、農作業、自然体験なども行われます。

劇や音楽発表会をしたり、ちょっとした運動会をグラウンドで借りたり、外国人の留学生を招いて世界中の料理をみんなで作ったり、活動内容に限界はありません。

運営者の企画で行われることもあれば、そこに通う子供たちが各自企画して行うこともあるなど、そのプロセスも色々です。

初めはうちに閉じこもりがちで環状を表に出さなかった子供が徐々に主体性を身につけていろいろな企画を通して生きる楽しみを見つけたという話はよく聞きます。

親子両方にしたカウンセリングを行い、メンタルケアを充分に行いながら社会復帰を目指す本格的なところもあるので、それぞれの特徴と強みがどこにあるかを意識しながら探すといいと思います。

異なる年齢の子供が集まるのもフリースクールの特徴

そのフリースクールがどの年代のこどもを対象にしているかにもよりますが、小学生~高校生まで実に幅広い子供を受け入れているところもあります。

普段学校では世代の異なる人との交流は限られますが、フリースクールでは小学生と中学生、中学生と高校生、そして時に小学生と高校生という異なる年代の人との交流が成長の助けになることもあります。

フリースクールの役割は不登校の子供の居場所を作ること

どのフリースクールがどの年代を対象にしているかは違いますので、ネットや資料などで調べるしかありませんが、不登校の子供は感受性が強いのでこういう異年齢との人との交流は本人にとってもいい影響をおよぼすかもしれません。


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