【経験者が語る】高校中退のメリット・デメリット

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By: Gerry Lauzon

高校中退のイメージってすごく悪いです。それこそ、高校中退=人生終わり・人生終了というような、極端な考えを持つ人もいますが、私の場合は高校中退が良い方向に働きました。決して強がりでも何でもなく、高校中退してよかったと思っています。

とはいえ!

ここまでくるのに紆余曲折あり、苦悩あり、悩みあり、一筋縄で来たわけではないのも事実。高校を辞めた当初の絶望感は半端じゃなく、この先の人生はどうなるんだろうかと不安でたまらなかったのも本当。

こういう経験を持つ私から、客観的な立場で高校中退のメリット・デメリットを紹介します。

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高校中退のメリットデメリット…好きに出来るが責任は伴う

まずは思いつくところをザッと簡単に紹介します。ちなみに、私は高校中退後に大検(今の高認試験)を取って大学受験、大学進学、卒業、就職という経歴です。

 

私が感じた高校中退のメリット

  • ルールに縛られなくて良い
  • 自分にあった進路、環境を自分で選ぶことが出来る
  • 時間を有効に使える
  • 自分の好きな環境で好きな勉強ができる
  • 高校の煩わしい集団主義としがらみから解放される
  • 束縛を受けない

 

高校中退のデメリット

  • 最終学歴が中卒のままでは社会的信用が薄い
  • 高校中退を親が納得してくれない
  • 下手すると、中退後に貧困まっしぐらの可能性もある
  • 高卒資格を取らないと人生の可能性が一気に狭くなる
  • 受験のプレッシャーが半端ない・背水の陣
  • 自分の経歴を離すと、珍しがられる
  • 古い価値観の大人、考えの固い人とは相容れない

 

高校中退のメリットの詳細

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一番のメリットは「煩わしい束縛を受けず、自分に合う環境を自分で選べる」というところです。高校を辞めたことで予備校に通うか、働くか、定時制高校や通信制高校などいろんな進路がある中で自分にあったものを自分で選ぶことが出来ます。

それが出来る人、出来ない人に分かれるのも事実(大抵は親の経済力に依存する)ですが、自分に合わない環境で堅苦しく息が詰まる思いをして過ごさなくていいというのが最大のメリットです。

通信制高校は、卒業するためだけのコースであれば全日制高校よりも学費が安価ですが、サポート校機能をつけたり、専門領域のカリキュラムを入れると学費が非常に高くなってしまいます。

 

学費面は親に頼ることになるが、自分で自分の道を歩める

自由には責任が伴います。どういう進路を選ぼうが、どの大学へ進学しようが、自分で選んで自分で努力して自分で道を切り開いていかないといけません。全日制高校なら、毎日の時間割に沿って、学校に行って授業を受けるだけで卒業できますが、高校中退後はそういう訳にはいきません。

自分で好きな環境を選べる分、責任も伴います。私の場合は学校(高校)の集団主義が苦手だったので、髪型や通学のスタイル、何もかもが自由で自分で選べる高認(当時の大剣)を受け、そのための予備校に通う方が性格的にあっていました。

大検→大学受験合格までの道のりは容易いものではありませんでしたが、毎日が非常に充実していた時期でもありました。

 

高校中退のデメリットの詳細

責任はデメリットとも表裏一体。高認にしろ、大学受験にしろ、通信制高校にしろ、自分でやるべきことをやらないといけない責任は、自分の背中に伸し掛かります。とにかく結果が全てなので、どれだけ怠けるのも、どれだけ努力して成功するのも、結局は自分次第です。

高校中退のまま働いていると最終学歴は中卒のままです。ご存知の通り、高卒資格の無い人に対する社会の風当たりは非常に強いので、当時の私はなんとか大学に進学し学歴を上書きしたいと思っていましたから、もう毎日が必死です。

通信制高校に通っている人でも、日々のレポートを自分でこなしていかないと単位はもらえませんから、自分で自分をコントロールできないと、どうしても怠けてしまいます。「「通信制高校は卒業が難しい」と聞いて不安になっている人へ」でも書いたように、通信制高校に行くのであれば、面倒見の良い私立に行くのが無難です。

 

一番のデメリットは、高校中退後に中卒のまま社会に出てしまうこと

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高校中退最大のデメリットは、高校中退のまま過ごした場合に、人生の選択肢を著しく狭めてしまうことだと思います。高校中退のままでも自立できる人もいますが、一般的な傾向で言うと高校中退の経歴のよって壁を感じる人が多いように感じます。

後悔すると分かっていても、高校中退を避けられないあなたへ」や「高校中退してよかった!意外と多い、中退の成功例」の記事でも書いた通り、高校中退後にどんな進路を取るかによって、その後に歩む人生が大きく変わります。最低限、10代の若いうちに高卒資格をとっておくべきです。

 

 

親の立場から見る子供の高校中退

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高校中退に関して親がどういうスタンスを取るかは親の性格がモロに出ます。親の立場からすると、高校に行くか、辞めるなら働けと言いたくなりますが、もし私の親が同じような事を私に要求していたとすれば、私の人生は相当に暗いものだったと思います。

私は高校の雰囲気にどうしても馴染めず中退してしまいました。

中退当初の絶望感と挫折感は思い出すだけで嫌になるほど強烈でしたが、そこから立ち上がることが出来たのは親をはじめ家族のサポートがあったからです。

もし高校中退してから親にまで厳しい正論攻撃を受けていたら、今の自分はどうなっていただろうかと思うと背筋が凍ります。だからこそ、このサイトに来てもらっている親御さんには、出来る範囲で勉強面でのやり直しをサポートしてあげてほしいと思います。

 

高校中退後の進路は限られています。この中から、納得の行く進路を選んでほしいと思います。

〔参考〕 高校中退したその後の進路/主な選択肢は6つ