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不登校になりかけ?不安定な子供の前兆行動を見逃すな

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不登校になりかけの時には、やはり前兆のようなものがあります。そのまま不登校が現実に起こり、長期化するかどうかは前兆の変化を読み取れるかどうかが鍵を握ります。

ただ、親が子供の変化を全て感じ取るのは現実的に難しいですし、不登校経験者やその親が当時のことを振り返ると「そういえばこんな変化があった」と後になって気付くことが多いからです。

あの時気付いてあげていれば、あの時に適切な対応をしていればと悩んでも時間は戻りませんから、その時々の段階に応じた対応が必要です。

兄弟がいる場合や、子供が不登校になりかけている場合に、どんな前兆が見られ、どんな対応が必要なのかを整理してみましょう。

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不登校になりかけの時に見られる子供の不安定な前兆行動とは

不登校になるということは、学校に行けなくなるということです。元気いっぱいな状態では不登校は起こりえません。

子供に元気がなくなっていくという、極めて抽象的な前兆はありますが、もう少し具体的に、行動面や心理面での前兆を列挙していきます。

 

  • 理由がないのにイライラする
  • なんとなく落ち込む
  • 物事に対する意欲の低下
  • 他人と自分とを比べて違和感やズレを感じる
  • 寝付きが悪い、不眠または過眠
  • ただなんとなく漠然とした不安がある

 

代表的なものはこんなところでしょうか。私が不登校になりかけだった時は、とにかく体力的にキツくなってきていて、毎日の生活がしんどくて仕方ありませんでした。

もっとぐっすり眠りたい、もっと休みがほしい、もっと休む時間がほしいというものでした。

公立にしろ私立にしろ中学生は勉強に競争が加わります。さらに部活動に入っていれば、日々の生活は思った以上に忙しく目まぐるしいものになりがちです。

その目まぐるしい日常の中で、ちょっと立ち止まりたいという欲求が大きくなり、もうこれ以上進めないという限界まで達した時に不登校になります。

 

親が特に気をつけたい前兆

上に挙げたものは子供自身の心理面にフォーカスしたものですが、親が感じ取れる行動面の変化と前兆も触れておきます。

 

  • 遅刻が増える
  • 勉強に集中できず成績が落ちる
  • 家でも元気が無くため息が多い
  • 宿題を忘れる
  • 忘れ物が多い
  • 時間を間違える

 

一概にこれだけで不登校の前兆とするのは確かに無理があります。

不登校に関係しない子供でも見られる特徴なので、これらの前兆があれば必ず不登校につながるというわけではありません。

ただ不登校経験者たちやその親の話から逆算していくと、このような前兆があったと見るのも事実です。

何か漠然とした不安や心配事があると、大人でも日常的なことが疎かになりますしね。

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疲れているだけなのか、もっと大きな心配事や問題があるかどうかは子供にしかわかりません。

子供に元気が無いなと思った時は直接的に元気づけるよりも、思い切ってどこかに旅行したり子供が心から楽しいと思える場所に連れて行って充電させてあげるのもいいと思います。

好きな食べ物を食べさせてあげたり、カラオケに連れて行っても良し、外食に行くも良し、子どもが今まで好きだったことを思いっきり楽しませてあげるのもいいでしょう。

時間と経済的に許せる範囲内で、元気を補充させてあげるといいと思います。

 

不登校になりかけの時期に取りたい親の対応

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前兆からまもなく、行き渋りや欠席が出てきます。

最初の行き渋りの時期は親も混乱しがちで、それこそ強引で力づくの登校刺激を行うと思います。

それで1回2回やってみて子供に変化がない場合、余計に心を閉ざしてしまう場合はすぐに辞めましょう。

はっきり言って逆効果です。

不登校を無理やり解決しようとしても効果なし

不登校を繰り返す意味と対策

 

本人も何故学校に行けないのか、自分もその理由がわからないことも多いです。

根掘りは理由や原因を訪ねても、納得の行く答えが返ってくることは少ないでしょう。

まずは子供の体のことを心配してあげて、とりあえず家ではやすらぎの場を提供してあげるのが一番です。

甘やかしているのではないか、と親は葛藤しますが、怒りに任せて強引に対応するよりも。こちらの対応の方が解決が早いのは経験者達が皆同意する不動の意見です。

不登校で母親が出来る対応は見守ることから

 

話しやすい雰囲気作りと関係づくりで見守る

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強引に登校刺激を行ったり、子どもから色々原因を聞き出そうとしても上手く行かなくなるとすぐに親は気づきます。

その時はしっかり子どもが休める環境を用意してあげて、心身のエネルギーを充電できるようにしたほうが得策です。

 

不登校には段階というものがあるので、その段階に応じた登校刺激のタイミングがあります。それを理解して行わないと逆効果になってしまいます。

また、子供は子供なりに自分で考えていますから、話しやすい親子間の雰囲気作りと関係が出来ていれば自然と子供から話してくれることもあります。

自分勝手ではありますが、子どもは親に放っておいて欲しいと思いつつも自分の気持をわかってほしいと思っています。

→ 中学生の不登校の子供の気持ち

 

放置はせずに見守るとは非常に難しいですが、要は見放さず心配しつつ愛情を注ぐ。

物の添え木のようなイメージで子どもと接するぐらいがちょうどいいように思います。

 

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